セブン&アイ・フードシステムズが手掛ける冷凍食品ブランド「Denny's Table(デニーズテーブル)」から、2022年10月18日から順次、新メニュー10品が仲間に加わります。(ちなみに10月18日は「冷凍食品の日」)
外食好きの人もターゲットにしているシリーズということで、記者も試食してみました。
工場での生産も時間がかかる
「Denny's Table」は、2022年5月に第1弾(5商品)を発売。共働きの夫婦や、外食好きな家庭、料理好きなど、「食を楽しむ層」をターゲットとしています。
デニーズが50年近く培ってきた外食のノウハウを活かして生み出した味は、お店同様のクオリティを実現し、上記の層にヒットしています。
第2弾の目玉は、「低温でじっくり仕上げた三元豚のしっとりロゼ色ポーク」(753円)。
じっくり低温で調理することで、レストランで食べるようなしっとり柔らかな仕上がりに。肉本来の旨味を楽しめる1品です。
食べてみると、お肉の柔らかとジューシーさに驚かされます。固さやパサパサ感は一切なく、さくっと噛みきれるほど柔らか。表面の黒コショウも効いていて、おつまみには最高です。
このレベルのものを家で作ろうと思うと専用の低温調理器が必要で、かつ時間も手間もかかりますが、これは冷凍庫から冷蔵庫に移し、解凍するだけでOK。まさに"神業"です。
担当者に聞くと、普通の肉料理よりも時間をかけて作っているとのこと。「いいものを作りたい」という工場の協力もあり、手間をかけ生まれました。
753円ではありますが180gのお肉が塊で入っているので、好きな分厚さにカットして楽しめますし、家族でシェアできていいですよ。
次に記者が気に入ったのは、「パッケリ~トマトクリーム アメリケーヌ仕立て~」(494円※10月21日発売)。
筒状の極太ショートパスタ「パッケリ」。日本でも徐々に知られるようになってきました。この「パッケリ」を使ったメニューがいち早く登場します。
パスタ生地は分厚く食べごたえがあります。家でゆでるとなると10分以上かかったり食感が統一されず、なかなか難しいのですが、そのあたりの課題はすべてクリア。電子レンジや湯煎で、すぐに食べられます。
特に気に入ったのがソースです。トマトの風味豊かなクリームでかなり濃厚。厚めのパスタに負けない強さがあります。自宅でこのソースを作るのは、なかなか難しいと思うので、210g入って500円以下はお得といえそうです。
(牛挽肉のボロネーゼ アレンジ例)
ソースが異なる「パッケリ~牛挽肉のボロネーゼ~」(494円)も21日発売です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。