"地震大国"と言われる日本。自宅や職場の場所が、どれくらい大地震のリスクがあるかを知っていますか?
2022年9月6日放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)で取り上げられたことで、「地震ハザードカルテ」が改めて注目を集めています。放送直後はアクセス集中のため、SNSで「繋がらない」という声が続出しました。
東京、大阪、札幌を調べてみた
「地震ハザードカルテ」では、その場所がある一定期間に見舞われるであろう震度(5弱以上、5強以上、6弱以上、6強以上)に関する確率などの情報や、その場所における地盤が軟弱であるか否かの情報などと、それらをまとめた総合評価の情報を閲覧することができます。
自宅や職場など、任意の場所を検索して、その場所に関する地震危険度の診断書を作成することができ、PDFでダウンロードできます。
防災科学技術研究が2013年7月に実験的に公開したウェブサービスで、2022年9月現在は2022年版が利用できます。
記者は9月7日、試しに東京駅周辺を調べてみました。
東京駅周辺の総合評価
今後30年間に一定以上の揺れの地震に見舞われる超過確率を見ると、震度5弱は100%、震度5強は92.3%、震度6弱は46.7%、震度6強は8.4%です。
大阪駅周辺の総合評価
続いて大阪駅周辺を見ると、震度5弱は94.8%、震度5強は84.2%、震度6弱は56.8%、震度6強は14.5%でした。震度5強以上の揺れの地震の確率は東京駅周辺よりも高いです。
札幌駅周辺の総合評価
一方で、北海道・札幌駅周辺では、震度5弱は50.3%、震度5強は14.8%、震度6弱は2.3%、震度6強は0.2%でした。東京駅や大阪駅周辺と比べると、危険度が低いことがわかります。
現在の住宅や職場はもちろん、将来引っ越し先を検討する際にも活用したいですね。
なお、診断を実行するにはウェブブラウザのポップアップブロック機能を一時的に解除する必要があります。
※画像は「地震ハザードカルテ」より
(東京バーゲンマニア編集部)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。