お金の貯まるカード活用術
“ポイントの達人”こと株式会社ポイ探の代表取締役・菊地崇仁さんが、ポイントカードやクレジットカードの賢い使い方をわかりやすくレクチャー。読んだら必ずお金が貯まる、目からウロコのカード活用術です。
2022/5/21

コロコロ変わる還元率。「最強カード」が決まりにくいのはなぜ?

以前、コンビニでお得なカードとして「三井住友カード(NL)」「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」の2つを紹介しました。

また、「Visa LINE Payクレジットカード」も紹介したことがあります。

この、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」や「Visa LINE Payクレジットカード」の還元率が今年になって変更となり、お得なカードが日々変化しています。

なかなか最強カードが決まりにくい状況ですが、これはなぜでしょうか。

3%→2%→1%(今ココ)

以前紹介したように、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費が初年度無料、2年目以降は年1回以上の利用で無料となるカードです。

アメリカン・エキスプレス・カード公式サイトより

Apple PayでQUICPayとして利用すると、3%還元のサービスを行っていましたが、このキャンペーンが今年の7月末で終了。8月~10月末までは2%還元、11月以降は別途発表と、段階的に下がりそうな感じです。

QUICPay加盟店は2021年12月末時点で173万か所と多くの場所で利用でき、コンビニやドラッグストア、スーパーマーケットでも利用できるため、還元率がダウンするのはかなり痛いです。

また、Visa LINE Payクレジットカードは、年会費が初年度無料、2年目以降が年1回利用すると無料となり、去年の4月末まで3%還元、今年の4月末まで2%還元でしたが、今年5月以降は1%還元となっています。

Visa LINE Payクレジットカード公式サイトより

1%還元になった事で、年会費が利用で無料ではなく、永年無料に変更された点は改善でしょう。

年会費無料で1%還元のクレカは他にあるため、他のカードに乗り換えるかが難しい所ですが、Visa LINE Payプリペイドカードが今年7月以降に特典を変更します。

Visa LINE Payプリペイドカードはプラスチックカードが発行されず、Apple PayやGoogle Payに登録して利用します。Visaのタッチ決済やiDで支払うと、2%還元です。上限は5000ポイント/月まで。

iDの利用は175万台と非常に多くあります。Visaのタッチ決済やiDでかざして支払わない場合(ネットショッピング等)は0.5%還元ですので、かざして支払うカードとしてVisa LINE Payプリペイドカードを使い、それ以外はVisa LINE Payクレジットカードを使うと効率良くLINEポイントを獲得できます。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]何でコロコロ還元率が変わるの?
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