正しく使ってる?「フェイスパウダー」の選び方、使い方
マスク生活が続く中、今年も化粧崩れとの戦いが予想される夏を迎える前に、改めておさらいしておきたいのが、フェイスパウダーの選び方や使い方。
理想的な美肌に仕上げてそれをキープするためには、どのような商品をどのように使えばいいのか、ということについてご紹介します。
フェイスパウダーの役割とは?
ベースメイクの仕上げに使うフェイスパウダー、その役割の筆頭に挙がるのは、皮脂を抑えて化粧崩れを防ぐことです。フェイスパウダーを使うかどうかで、化粧もちはかなり変わってきます。
それに加えてポイントメイクのノリがよくなるということも挙げられます。
この他、毛穴や小じわなど肌の凹凸をなめらかにしたり、くすみをカバーしたり、立体感やツヤを出したりすることも、フェイスパウダーの質感や色によって叶えることができます。つまり美肌効果が期待できるわけです。
さらにパウダーに配合されている成分によっては、紫外線防止効果やスキンケア効果なども期待でき、肌悩みやなりたい肌によってフェイスパウダーを使い分けるのもおすすめです。
自分に合ったフェイスパウダーの選び方
フェイスパウダーには、ルースタイプとプレストタイプの大きく分けて2種類あります。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。
ルースタイプは、きめ細やかなパウダーが深めのケースに収納されている傾向にあります。蓋を開けると穴が空いていたり、メッシュ状になっていたりして、その隙間から適量取り出して使います。
特徴はというと、一般的に毛穴や小じわなどをカモフラージュしてふんわりとした美肌に仕上げる効果が期待できます。
デメリットとしては穴の開き具合などによってドバッと出てしまい、ついつけ過ぎてしまうなどつける量を調整するのが難しいという側面があります。
ついつけ過ぎてしまうと、肌の透明感を欠いてしまったり、マットすぎて不自然な肌に見えたり、老けて見えたりする可能性があるので注意しましょう。
このほかパウダーが隙間から漏れてしまう、サイズが大きくかさばるなど持ち歩きにはやや不向きであるというデメリットもあります。
一方プレストタイプは、押し固められており、薄くて手のひらに収まるコンパクトに収納されている傾向にあります。そのため持ち運びに便利というメリットがあります。
特徴は、ルースタイプと比較してややしっかりめにつくため、一般的により高いカバー力が期待でき、きちんとした印象の肌に仕上がる傾向にあります。
デメリットとしては、使用するツールによって仕上がりが左右されるということ。固めのパフや毛量の少ないブラシでつけるとムラになったり、マットになり過ぎてしまったりすることもあります。注意しましょう。
この他、パウダーの色や質感によって仕上がりが変わってきます。色に関してだと、ピンクは血色感、パープルは透明感をそれぞれ出す効果が期待できます。
質感については、パール入りのものは艶やかに仕上がる一方、パールの粒子が粗く光沢感のある仕上がりになるものだと、毛穴や小じわなどが悪目立ちすることがあります。そのため自分の肌悩みを考慮しながら選ぶことが大切です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。