2021/12/ 3

よしもとと農林水産省がタッグ!COWCOW、銀シャリ、フルーツポンチ...よしもと「食」芸人が日本のフードを盛り上げる。

農林水産省では、食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を2021年度から実施しています。

その一環として、新たに吉本興業とタッグを組んだ企画「よしもともニッポンフードシフト」がスタートしました。2021年12月1日、東京都内でキックオフイベントが行われました。

イベントでは委嘱状が伝達されたほか、吉本所属芸人らが登壇してトークセッションを行いました。

よしもと「食」芸人総勢37人が登場

農水省によると、日本では近年、食と農との距離が遠くなり、農業や農村に対する国民の意識・関心が薄れているといいます。そうした中、ニッポンフードシフトでは、これまで日本各地の食を支えてきた人たちの努力などに対する理解を深めるための取り組みを行っています。

イベントでは、はじめに農林水産省農林水産大臣の金子原二郎氏から、吉本興業代表取締役副社長の藤原寛氏へ委嘱状が伝達されました。

同社には、「食」にまつわるコンビ名をもつ芸人が100組以上所属しています。

藤原氏は、そんな「よしもと『食』芸人」らとともに、国内の食の魅力だけでなく、課題についても主に若年層に向けて発信していきたい、と話しました。

続いて「COWCOW」「銀シャリ」「フルーツポンチ」など、総勢37人が登場。トークセッションが行われました。

MCを務めたのは「チュートリアル」です。

よしもと「食」芸人たちは、日本の食の大切さを知ってもらうにはどうすればよいか、盛り上げるためのアイデアを発表しました。

真っ先に手を挙げた「サバンナ」の八木真澄さんのアイデアは、「食べた後にギャグ」。「おいしいたけ~!」と、実際に食べ物に絡めたギャグを披露し、会場の笑いを誘いました。

銀シャリはイラストで発表。「お米ニット帽」という米粒の形をしたユニークなグッズのアイデアが出ました。

ほかにもお笑い芸人らしい個性豊かな発想が連発し、会場は笑い声に包まれました。

今後の活動に向けた意気込みについてCOWCOWの2人は、「冬になると牛乳の消費が落ちてしまい、廃棄されてしまうことも多いため、みなさんにもたくさん飲んでいただければと思います」とアピール。

ニッポンフードシフトの公式サイト上では、芸人らがリポートする「食と農」にまつわる動画も公開されています。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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