人気の豆乳イソフラボン「スキンケアUV下地」を美容家が検証!のび、崩れ、美肌効果...結果は?
数あるプチプラコスメブランドの中でも筆者自身所持率の高い、なめらか本舗の豆乳イソフラボンシリーズ。お求めやすい価格でありながらも、保湿力や機能性に優れた商品が揃い、リピートすることもしばしば。
そんな豆乳イソフラボンシリーズの「スキンケアUV下地」(50g/1100円)がSNSを中心に人気を集めているという情報をキャッチし、早速筆者も試してみました。
スキンケアUV下地ってどんな商品?
洗顔後、これひとつで化粧水、美容液、乳液、クリーム、UVカット、化粧下地の6役を果たしてくれる商品。低刺激・ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)処方なので、比較的肌に優しい使用感となっています。
また、なめらか本舗オリジナルの豆乳発酵液が配合されているほか、美容液成分を82%も配合しているということで、スキンケア効果が高い商品です。
紫外線防止効果は、SPF40/PA+++とまずまず。石鹸で落とすことができます。
実際に使用してみた感想は、下記の通りです。
(1)テクスチャーやのびなど
手に取ると淡いピンクベージュで、非常にみずみずしいテクスチャー。心地よく肌にスッとのびていきます。
指で馴染ませるといつまでもみずみずしく、肌に均一に塗るには鏡を見て丁寧に塗り広げる必要があります。いつもの日焼け止めと同じ要領で塗ると、ムラになりやすいと感じます。
そのため少量ずつ馴染ませていく必要があります。しかし、そうすると薄づきになってしまい、商品本来が持つ紫外線防止効果が得られにくくなってしまう可能性があります。塗り方のポイントとしては、少量ずつ少し時間をかけて重ねていくことです。
(2)保湿力
保湿力やスキンケア効果は通常の日焼け止めと比較すると高めですが、40代の筆者ではこれ1本で化粧水から化粧下地まで済ませてしまうのは、あらゆる点で物足りなく感じられました。
そのため化粧水→美容液→乳液という3ステップの後にこちらの商品を使用してみたところ、保湿力もスキンケア効果も満足することができました。
(3)化粧崩れ
皮脂吸着パウダーが余分な皮脂を吸着してメイク崩れを防ぐということですが、確かに化粧崩れしにくい印象を受けました。ただ、夏など皮脂分泌が多く、汗をかきやすい季節での検証ではないため、そのあたりの評価は難しいところです。
(4)美肌効果
肌に均一に馴染ませると、ワントーン明るい肌に仕上がります。みずみずしいテクスチャーであるために厚塗り感もなく、白浮きしているようにも感じられません。
通常の日焼け止めと比較すると美肌効果は高いと言えますが、デパコスなど価格帯が上のUV下地と比較してしまうと、商品によりけりとはいえ、やや劣る印象があります。
というのも、色ムラやくすみカバー効果は高めであるものの、毛穴カバー効果はそれほど高くなく、シワも含めたキメ乱れが逆に気になるように感じられたからです。筆者はいつも使用している毛穴や小ジワの凹凸をカモフラージュできる部分用下地を併用することでこの不満を解消しました。
そのようなことから、下地に求めたい美肌効果や化粧水から化粧下地までの役割をこちらの商品ひとつに任せられる年齢は、20代の前半くらいまでではないか、という印象です。
サナ なめらか本舗 豆乳イソフラボン「スキンケアUV下地」を総合的にジャッジすると下記の通りです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。