(香港を思わせるエネルギッシュな風景。時間も変化していきます)
どこにも行けなさそうな今年の夏......全てをあきらめる前に、少し旅行欲を満たしてくれる都内のスポットへ。昨年、東京・有明にオープンした「SMALL WORLDS TOKYO(スモールワールズトウキョウ)」です。
入場パスポートは大人2700円と、ややお高めですが、それだけに期待が高まります。
アイドルや芸能人のフィギュアも
一見倉庫のような白い建物の中に入ると、そこにはミニサイズの街が広がっていました。意外と広いフロアは、90年代の麻布十番の街並みをイメージした「美少女戦士セーラームーン」の世界、アジアやヨーロッバを舞台にした「世界の街」、エヴァンゲリオンをテーマにした街や格納庫、宇宙センター、関西国際空港などのゾーンにわかれています。
(結構盛り上がっていた「エヴァンゲリオン格納庫」。「かっこいい~」と盛り上がる女子も)
(砲台が出てくる「エヴァンゲリオン第3東京市」。ファンらしき男性が撮影しまくっていました)
(宇宙センターの裏手で、MIBに銃を突き付けられる人々。ここにはちょっと自分の分身を置くのははばかられます)
それぞれ、ミニチュアの世界に合ったサイズ感の 1/80サイズのミニチュア人間が設置。なんと、「住民権付きフィギュア・プログラム」を購入すれば自分を3Dスキャナーで取り込んで「SMALL WORLDS TOKYO」の住人になることができます。(年間パスポートなしで4800円~。年間パスポート付きで1万2630円~。設置場所によって価格は変動)
年パス付きがあるというのは、やはり自分の姿をたびたび見に行きたい人の需要を目論んでいるのでしょうか。知人がミニチュアの住人なのですが、とにかく小さくて本人以外だと発見は難しそうです。よほど変なポーズをしない限りは......。
でも、中にはアイドルや芸能人のフィギュアもあるようで、ウォーリーを探せ感覚で楽しめます。また、ミニチュアの人々が随所でドラマを展開していて(告白やプロポーズといった平和な場面から、立ちションシーン、銃を突き付けられる物騒な場面まで)、それを見つけ出す楽しみも。
(屋上で合唱する高校生たち。青春の1ページを思い出します)
(屋上の一角では告白シーンが展開。このようなドラマを見つけて撮影し、応募することもできます)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。