ローソンは、フランス・パリに本店を構える「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」のパティシエ・青木定治氏が監修したスイーツとチルド飲料を2021年8月3日から販売します。
青木定治氏が、コンビニエンスストア店頭で販売するスイーツ・チルド飲料の監修を行うのは、今回が初めて。一足早く試食したので、その味をレポートします。
濃厚抹茶クリームがたっぷり
商品は、「Uchi Cafe×サダハルアオキ シュー マッチャ キャラメル 2個入」(640円)と「サダハルアオキ監修 抹茶オーレ 200g」(238円)。ともに、こだわりの抹茶を使っています。
シュークリームは、抹茶クリームと塩キャラメルという黄金コンビです。抹茶クリームに使われているのは、石臼で挽いた「西尾抹茶」。風味が強く、鼻に抜ける爽やかな香りもたまりません。
食べ進めると徐々に感じられる塩キャラメルソースは甘さとしょっぱさのバランスがよく、少し苦みのある抹茶クリームとよく合います。塩キャラメルソースは、フランス産ゲランドの塩とバニラビーンズで作られているそうですよ。
どちらのクリームも濃厚ですが、それをうまくまとめてくれているのがシュー生地。香ばしくサクサクした食感で、一緒に食べるととてもバランスがよいです。あふれんばかりのクリーム量も多幸感があります。
コンビニとしてはお高めの価格ではありますが、1個で十分満足できる大きさと濃厚さなので、たまのご褒美としてよさそうです。
もうひとつの「抹茶オーレ」も国産抹茶100%使用で、抹茶の風味が楽しめる商品です。北海道産の乳原料を加えたまろやかな味わいのミルクと香り高い抹茶がよく合います。
ローソンによると、今年1月~6月のスイーツの売上高は、新型コロナウイルスが流行する前(2019年1月~6月)と比べて、約2割の伸長。
「自宅でのスイーツタイムを憩いのひと時に」との思いから、専門店と共同開発した洋菓子や、素材や製法にこだわった和洋折衷スイーツなどを開発・販売してきました。こうした思いに青木定治氏が賛同し、今回のコラボに至ったといいます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。