鳥モチーフのオブジェで運気アップを期待
食後はカフェの隣のショップコーナーへ。飲食で多幸感が高まったからか、余裕が生まれ、購買欲がわきあがります。
ヴルペス レッドフォックスというキツネのオブジェや、イッタラで人気の鳥のオブジェバード バイ トイッカのかわいさに癒されます。
鳥モチーフは幸運を運んでくる使者のよう。ガラス職人が、ガラスに色付けして頭部を付けて鳥を成型する過程の展示コーナーも(おそらく期間限定)。見ているとだんだん鳥がほしくなってきますが、安くて2万2000円、7万円台のガラスの鳥オブジェもありました。
(バード バイ トイッカのカラフトライチョウ(3万1900円)を作る行程も展示されていました。使い込まれた木の道具もサスティナブル)
(鼻の形状からてっきり象かと思っていたら、「バード バイ トイッカ」シリーズで鳥でした。料理にかぶせるのに使えそうです。7万7000円)
カフェでの満足感の余韻で、ベリーやフルーツのリレーフ的な模様の入ったフルッタシリーズのコップ(3300円)を購入。触っているだけで気持ちが良いです。
カフェもショップの品物もさすがクオリティーが高く......お金がある限りいくらでも幸福度が高まりそうなスポットです。でも北欧に旅行するよりは安いかもしれません。
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉県育ち。漫画家、コラムニスト。武蔵野美術大学短期大学部デ
ザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。近著に、『ヌルラン』(太田出版)、『タピオカミルクティーで死にかけた土曜日の午後』(PHP研究所)『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)『愛すべき音大生の生態』(PHP研究所)などがある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。