辛酸なめ子の東京アラカルト
漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんが注目する東京のお出かけスポットやイベントを紹介。辛酸さんならではの視点、現地でのエピソードに思わずニヤッとしてしまいます。
2021/6/10

北欧の「イッタラ表参道 ストア&カフェ」で世界幸福度1位の波動に包まれる【辛酸なめ子の東京アラカルト#51】

辛酸なめ子の東京アラカルト

(イッタラカフェの外観。高級感が漂っています。ドアを開けていて換気的にも安全です)

国連の幸福度ランキング世界一位を独走し続けるフィンランド。北欧というだけでもおしゃれなイメージがあって憧れてしまいますが、さらに幸せとは......今はなかなか北欧に行けない世の中になってしまいましたが、北欧感に包まれるカフェで幸福度にあやかりたいです。

2月に表参道にオープンした「イッタラ表参道 ストア&カフェ」。2月の開店直後にも訪れましたが、人気でかなり混んでいたので、先日、改めて空いていそうな雨の日に訪れました。

1881年にフィンランドのイッタラ村でガラス工房として誕生したイッタラ。店内には繊細で美しいガラス製品が並んでいます。ショップの横には、世界初となるカフェが併設。幸福度ランキングが毎年60位前後の日本人を、少しでも鼓舞しようとしてくださっているのでしょうか。

 

洗練されたメニューで胃腸も幸福度アップ

 

検温し、雨なのでわりと空いている店内へ。

(カフェの天井の木のオブジェがおしゃれでした。おしゃれ空間にいるだけでも幸福度がアップします)

隈研吾氏による、フィンランドの森に着想を得たという店舗デザイン。本当に手広くやってらっしゃいます。

さすが隈研吾氏と思わせる、木の素材を存分に生かした空間。棚にはイッタラのオブジェやガラス製品が飾られていて、眺めているだけでも癒されます。きっとお高いんだろうな、とコップを手に取ったら意外と2000円台でした。

カフェでオーダーするともれなくイッタラの食器で出てきます。

フィンランドを代表するメニューとしては、シナモンロールや、ラスキアイスプッラというジャムとクリームがはさまったパン、フィンランド東部カレリア地方発祥のカレリアパイなど。フィンランドだと思うとどんな地方名でも素敵な響きです。

そしてオープンサンドイッチサーモンスープ、チョップドサラダ、低温調理のしっとりチキンサラダといった体に良さそうなメニューも。料理名を見ているだけでも不思議と精神が安定してくるラインナップです。

(「フィンランドでスープといえばサーモンスープ」という定番の品。具がたくさん入っていてコスパ高いです)

前回訪れた時はサーモンスープ(1320円)をオーダーして安定のおいしさでしたが、今回は新しいメニューであるサーモンカレリアパイ(600円)オーツラテ(400円)を試してみました。

(サーモンカレリアパイはサイズが小さめで、小腹が空いたときにおすすめです)

パンのような食感のパイの上にクリームチーズと、舌触りがなめらかで高級感あるサーモンが乗っています。サーモンといえばノルウェーという印象でしたが、フィンランドのサーモン料理もレベルが高いことを実感。

ノルウェーとフィンランドは混同されがちで、ムーミンがノルウェーの産物だと誤解している人も一定数いるようです。でもこちらのイッタラカフェに行けば、ムーミンのシリーズの食器が並んでいるので、フィンランドが発祥だとわかります。

(人気のムーミンシリーズ。食器だけでなくハサミもありました)

他にも人気のシリーズが多いようで、女性のお客さんが旅先でタイカという植物の絵柄の食器を見つけたと店員さんに嬉しそうに報告していました。

実際にカフェでイッタラの食器を使うことで、ますますイッタラ推しになりそうです。ちなみにWi-Fiが無料なのもありがたく、それもまた幸福度を押し上げてくれます。

 

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]鳥モチーフのオブジェで運気アップを期待
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