2021/5/ 2

【実食レポ】新感覚のプラントベースフードがめちゃうま。この本物っぽさ...何事!?

SDGsの観点からも、近年注目が集まる「プラントベースフード」。昨年はコンビニやコーヒーショップでも大豆ミートメニューが続々と出ましたよね。

この「プラントベースフード」をテーマとしたカフェが、2021年4月15日、東京・渋谷に誕生しました。

このお店のメニューが既存のそれと大きく違うのは「映える見た目」と「本物らしい美味しさ」。そしてお手頃な価格です。

店内とこだわりのメニューを取材しました。

脳がプチパニック!?

お店の名前は、「2foods(トゥーフーズ)渋谷ロフト店」。渋谷ロフトの2Fにあります。

展開するメニューは、動物性原料(乳・卵含む)不使用、植物由来原料の食品で作られています。

たとえば、「まるでバターチキンカレー」(968円/持ち帰り950円)。もちろんフェイクミート、フェイクバターで作られたお肉もバターも使っていないカレーですが、一口食べるとびっくり。チキンの食感といいルーの濃厚さといい"美味しいバターチキンカレー"そのもので、一瞬頭は「????」とプチパニックです。

言われなければ、植物由来原料とは分からないでしょう。

これほどまで再現性が高いのには理由があります。

商品開発担当責任者の及川圭司さんによると、使うソイミートは料理によってそれぞれ変え、あるべき食感を追求しているそう。

「たとえばソイミートだけでも世界には100以上の種類があります。その中から『バターチキンカレーのチキンならこれだ!』というものを選んでいきます。またより美味しくなるよう、オリジナルスパイスにもこだわっています」

ソイチキンと本格スパイスが合わさって、より本物らしいカレーになるんですね。

ライスは腹持ちのいい玄米と消化によいカリフラワーのMIX。ヘルシーでありながら一皿で満足感は十分です。

まるでたまご...どころじゃない

人気メニューの「まるでたまごなドーナツサンド」(528円/持ち帰り518円)も驚きのメニュー。黄身はカボチャ、白身は豆腐で再現しています。ここまでは他のヴィーガンメニューと同じですが、香りの要素を加えることで、口に入れた瞬間の"たまご感"がばっちり再現されています。

こちらも言われないと卵としか思えません。

「生食感の濃厚ガトーショコラ」(528円/持ち帰り518円)は、超微粒玄米粉を使ったスイーツ。業界でも珍しい「超微粒玄米粉」を使うことで形を保ちつつ粉っぽくならないなめらかな美味しさを実現しています。

玄米粉、アーモンドミルク、オーガニックシュガーなどヘルシー素材を使用なのですが、食べてみるとめちゃくちゃ濃厚......! コーヒーや紅茶とよく合います。

(左から冷凍、常温、レンジアップ)

ちなみに、冷凍状態で食べると「生チョコ」。常温なら「テリーヌ」。電子レンジで10~20秒温めると「フォンダンショコラ」と、温度で3つの食感が楽しめますよ。(オンラインショップもあるので自宅でお試しを)

そのほか、濃厚やみつき担々麺(渋谷ロフト限定/968円)や、色鮮やかなドーナツ各種(330円~480円)など、注目メニューは多いです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]ヘルシーのイメージを変えたい
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