「コロナ禍だから持ちたい」ニューノーマルなクレジットカードとは
前回は、新型コロナウイルスの影響で変わったプラチナカード・ブラックカード特典について紹介しました。今回は、コロナ禍だから持ちたいクレジットカードを紹介したいと思います。
従来のゴールド特典を省く
(公式サイトより)
最初に紹介するのが従来の「ゴールドカード」特典を省いたゴールドカード「セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」です。
女性向けのクレジットカードとなり、「ゴールド」とありますが、セゾンカードのゴールド特典は利用できません。従って空港ラウンジなども利用不可。ただし、飛行機に乗ることも減ってきている今となっては、空港ラウンジ利用は必要ないのかもしれません。
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの面白いのが月会費制となる点です。通常、クレジットカードは年会費を取ることがありますが、セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは月額980円(税込)の月会費となります。あまり気に入らなければサクッとやめることも可能です。
ただし、さすがにサクッとやめられては困るため、毎月スターバックスeGift 500円分がプレゼントされるほか、毎月1万円以上利用するとスタンプが1つ貯まり、6個貯まると特典がプレゼントされる特典が用意されています。6個目で一流ホテルでの食事券、12個目でニコライバーグマン オリジナルフラワーボックスなど。月会費制でもやめにくくなっているのが面白いところです。
なお、30~40代の女性向けと謳っていますが、男性でも申し込みできますよ。
ポイント特化型の三井住友カード プラチナプリファード(公式サイトより)
今年、新たに誕生したプラチナカードとしてポイント特化型の「三井住友カード プラチナプリファード」が誕生しました。
従来は付帯特典を重視し、ポイントに関してはそれほどお得でないプラチナカードが多かったのですが、ホテルや旅館、ラウンジなどの付帯特典をほぼほぼカットし、ポイント重視にしたプラチナカードになります。
プラチナカードのため年会費は3万円(税抜)と高額です。基本的な還元率は1%。1%であれば楽天カードやYahoo! JAPANカードなどの無料カードでも珍しくはありません。プラチナプリファードは特定の店舗で利用するとポイントが最大10%貯まります。特にスーパーやコンビニでは1~2%程度上乗せとなるため2~3%還元です。
また、年間利用額に応じて100万円毎に+1万円分のポイントが上乗せされます。これらを考えると年間200万円程度利用すれば年会費の元が取れますが、年会費の元が取れるだけだとあまり意味がありませんので、年間400万円程度使う人向けのクレジットカードと考えましょう。
なお、基本的なプラチナカードの特典は利用できませんが、Visaブランドのプラチナカード向け特典は利用できるため、コンシェルジュデスクも利用可能です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。