Withコロナの時代、まとめ買いがスタンダードになりましたよね。
できるだけ1度の買い物で済まそうと思うといろいろ買い込んでしまいますが、その食材、全部使いきっていますか?
京都市食品ロスゼロプロジェクトの調査によると、4人家族の1年間のフードロスを金額に換算すると約6万円にものぼるといわれています。
また、日本テトラパックが行った意識調査では、働くママの79.5%が冷蔵庫で「うっかり賞味消費期限切れさせてしまった」経験があると回答。私たちも思い当たる節、ありますよね。
冷蔵庫がいつもいっぱい
こういった"うっかりロス"の原因として最も多かったのが、「冷蔵庫内がいっぱいになっていて奥のものが見えにくい」。次いで「収納している食材が重なりあっていて賞味消費期限が見えにくい」でした。
そこで、冷蔵庫の収納問題の解決策を、プロに聞きました。
料理研究家でラク家事アドバイザーの島本美由紀さんは、「ちょいストック」という考え方を提唱します。
「家族が好きで日頃からよく食べるもの、常温で長期保存ができるもの、栄養補完になるものを買っておくのがおすすめです」
例に挙がったのは、根菜類、缶詰、レトルト食品、常温長期保存が可能なロングライフ紙パック入りの商品など。
「これらを、普段からちょいストックしておけば、冷蔵庫がパンパンになることがないので、冷蔵庫内も効率よく冷やすことができますよ」
また、まとめ買いの達人ブロガー「コストコ通」を運営するコス子さんは、自分の経験からこうアドバイスします。
「最小単位が食べきれる量に分かれているものや、お肉などは家に帰って小分けにして保存。飽きないように味付けも変えて工夫を! また、買い物時には保存方法までチェックしましょう。常温保存のできる商品も賢く活用して、持ち帰るのが大変なものはネットスーパーなどの箱買いでの購入もおすすめです」
2人の話にも出てきた常温長期保存できる商品はねらい目です。
いまはジュースだけでなく、牛乳やとうふ、赤ちゃん用ミルクもそろっているので、気になる人はスーパーでチェックしてみてください。側面や正面に「常温保存可能製品」等、書いてありますよ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。