まさか...! Visaプリペイドカードを紛失
さて本題ですが、次の日に公園に行くと言うことで、1000円チャージしたVisaプリペイドカードを持たせました。バスで公園に行ったのは良いのですが、子供からPASMOケースごと紛失したとの連絡が......。
落とすの早すぎだろ、と内心思いましたが、まずはVisaプリペイドカードのアカウントにログイン。子供のプリペイドカード残高を確認すると1000円そのまま残っているので、筆者のアカウントに全額移動。これで落としたVisaプリペイドカードが使われることはなくなりました。
続いて、紛失したかもしれないと言うバス会社と公園管理事務所に電話。その時点では届いていませんでした。その後、駅に行って一緒に落としたPASMOの一時停止を依頼しましたが、PASMOは一時停止できず再発行のみ。再発行手数料とデポジットが必要なので1000円程度必要です。その時に子供の本人確認書類がなかったため、一度帰宅。帰宅途中にバス会社から見つかったという連絡が! 結局、PASMOの再発行は行わずにすみました。
「かぞくのおさいふ」の場合は残高移行することができたため、紛失したVisaプリペイドカードの残高を0円にできました。しかし、多くのVisaプリペイドカードの場合は一時停止機能があります(「かぞくのおさいふ」にもあります)ので紛失したと思ったらすぐに一時停止するようにしましょう。見つかれば利用停止を解除するだけですぐに利用できるようになります。
クレジットカードの場合も、紛失届を出す際に一時停止ができる場合もありますが、電話しなければなりません。この辺りはプリペイドカードの方が優れています。
PASMOについても再発行で1000円程度の手数料は必要ですが、PASMO残高が残っていれば残高が戻ってきます。
もし、現金を渡していれば止めたり再発行したりするのは不可能。見つからなければ現金はなくなります。
キャッシュレスに抵抗がある方も多いと思いますが、現金より安全・安心です。せっかく6月末までキャッシュレス・消費者還元事業で5%や2%還元があるので積極的に使うようにしましょう。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。