2020/4/10

世界中で愛されるモダン・デザイン...ウィリアム・モリスの世界

2020年4月11日から6月14日まで、宮城県美術館(仙台市青葉区川内元支倉34-1)にて展覧会「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」が開催されます。

あの「いちご泥棒」も来るよ!

ウィリアム・モリスは、芸術家、詩人、作家、思想家、社会運動家など、多彩な分野で活躍した19世紀の英国を代表する偉人として知られています。モダン・デザインの父とも称され、先駆的なデザイナーとしてアーツ・アンド・クラフツ運動を先導しました。

この展覧会では、これまで顧みられることのなかったモリスの幼少期や学生時代にはじまり、晩年に至るまでのデザイナーとしてのモリスの生涯を紐解きます。モリスの制作活動と深いつながりをもった「住まい」「学び」「働いた場所」など、その時々の環境に焦点をあてながら、写真家・織作峰子氏が撮影した風景とともに、モリスやその周辺作家による家具やテキスタイル、壁紙、書物などを通して、そのデザインの軌跡を辿ります。

代表作「いちご泥棒」をはじめ、モリスが晩年に設立した印刷工房「ケルムスコット・プレス」による刊本など、貴重な資料が多数公開されます。

料金は1300円(当日)。開催時間は9時30分から17時までです。5月4日以外の月曜休館。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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