トーク画面イメージ
LINEは2020年3月30日、新型コロナウイルス対策の一環として、全国の自治体と協力し、LINEを活用した相談・情報提供サービス(チャットボットによる自動応答)を開始したことを発表しました。
一人ひとりに合った対策を案内
3月5日に神奈川県から開始したこのパーソナルサポートの取り組みは、27日に東京都も加わり、30日時点では19の自治体において展開されています。
<19の自治体※開設順>
神奈川県、愛知県、滋賀県、京都府、岐阜県、埼玉県、長野県、福井県、三重県、鳥取県、秋田県、香川県、島根県、東京都、長崎県、兵庫県、福岡県、福島県、宮城県
上記以外の自治体に住む人は、神奈川県のアカウント「新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)」が利用できます。なお、岡山県、徳島県、富山県は近日開設予定です。
東京都内に住む記者は、「東京都 新型コロナ対策パーソナルサポート」を利用。友だち登録をすると、トーク画面に一人ひとりに合った対策の案内、小池百合子都知事からのメッセージ動画が表示されます。
質問イメージ
案内にしたがって、下記のような質問に回答していきます。ほとんどが選択式です。
・37.5以上の発熱はあるか
・強いだるさや息苦しさはあるか
・解熱剤の服用はあるか
・年齢
・性別
・職業
・治療中の病気や妊娠について
・過去1か月の健康状況
・行っている感染予防対策
・居住地(郵便番号)
・14日以内の海外渡航歴
健康状況に特段問題のなく、海外渡航歴もない記者が回答してみたところ、「新型コロナウイルス関連の症状はなく、また厚生労働省が指定した重症化リスクが高い条件にも該当していません」と診断されました。
また、記者にとっての有益な情報として、
「Q.コロナウイルスに対して私たちが出来ることは何ですか?」
「Q.洗濯するとウイルスを取り除く効果はありますか?また衣服にもアルコール消毒をすべきでしょうか?」
という質問のQ&Aが表示されました。
アカウント画面イメージ
そのほか、同アカウントのサービスには、よくある質問とその回答の表示、最新の関連ニュースの案内、医師へのオンライン健康相談サービスなどもあります。
日に日に新型コロナ感染者が増し、不安になっている人は特に、参考にしてみてください。なお、本サービスで収集したデータは、今後の感染症予防対策を検討する際に活用される場合があります。
詳細はLINEの特設サイトへ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。