健康保険組合連合会(けんぽれん)では、健康保険制度の見直しに関してSNSを通じて集めた「声」を国会へ届ける「10万ツイート達成してみんなの声を国会に届けるぞプロジェクト」を2019年10月7日からスタートしました。
同日には都内で記者発表会が行われ、人気芸人のカンニング竹山さん、サッカー解説者の松木安太郎さん、ツイッターのフォロワー数90万人超の人気YouTuberである古川優香さんが登壇し、軽快なトークで健康保険の必要性をPRしました。
3人の軽快なトークに、会場ではときおり笑い声も
「10割負担の未来絵図」
このプロジェクトは、健康保険がなくなったらどうなってしまうのかについて、ツイッターを通じてたくさんの意見や考えを集めるというもの。目標である10万ツイートを達成し、国を動かすような大きなムーブメントへつなげることを目指しています。
プロジェクトのアンバサダーとして任命された3人は、7日10時から公開されるコンセプト動画にも出演しています。
その中で健康保険のありがたさを自覚したというYouTuberである古川優香さんは、「健康保険の話を動画で表現するにあたり難しい動画になってしまうかなとは思っていたのですが、保険証なくしちゃったこととかとても身近。他人事じゃないな、って改めて思いました」とコメント。
竹山さんも20代の頃は「保険証だけは手放さなかった」。松木さんも「海外に行くと不安になる。国内がいかに守られているかわかる」と、健康保険のありがたさは身に染みているよう。
また会場では、動画に出演した漫画家の蛭子能収さんが描いたもしも健康保険がなくなったら?という世界を描いた「10割負担の未来絵図」も披露されました。
「薬が非常に高くなってしまう」、「仰天するような高額の医療費を請求される」、「インフルエンザの予防接種ができず、治療する薬も買えないため感染が拡大」などとても厳しい未来が待っているが独特のタッチで伝えられ、さらには、「病院のベッド数が非常に不足するため、五段ベッドになる」なんて驚きの予想も!
これには3人も「まずいね」と苦笑い。竹山さんは「全部心配だな」とこぼします。
親しみやすい絵柄で描かれた恐ろしい未来に苦笑い
「もし健康保険がなくなったら?」に対する竹山さんの回答
最後に古川さんは、
「病院代が高すぎて自分の欲しいものが買えなくなったり、将来、出産を考えるときもお金の問題で難しいということが起こると思う。健康保険の問題は若い子にとっても全然他人事じゃない」
と伝え、「私も、普段SNSを活用しているのでどんどんこれについてツイートしていきたい」と力強くコメントしていました。
キャンペーン詳細は公式サイト(https://www.kenpoyabai2019.com/)から。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。