龍谷ミュージアム(京都市下京区堀川通正面下る)にて、2019年9月21日から11月17日まで、「うまい・へた」の物差しでははかることのできない、どこかとぼけた味わいのある"素朴絵"の魅力が楽しめる特別展「日本の素朴絵 -ゆるい、かわいい、たのしい美術-」が開催されます。
オープンから3日間限定でポスタープレゼントも
近年すっかり市民権を獲得した"ゆるキャラ"。「ゆるいマスコットキャラクター」の略語で、もともとは地方自治体が作った完成度の低い(=ゆるい)マスコットが評判となり、人気を博したものですが、実は昔から、日本ではさまざまな形式の作品がゆるやかなタッチでおおらかに描かれ、大切にされてきたことが分かります。
同展では、ゆるくとぼけた味わいのある表現で描かれたこのような絵画を「素朴絵」と称し、これまで本格的に取り上げられることのなかった、さまざまな時代や形式の素朴絵が紹介されます。オープニング記念として、9月21日から23日まで、各日先着100人には同展のポスタープレゼントもあります。
開催時間は10時から17時(10月の土曜は20時)まで。入館受付は閉館30分前までです。月曜(9月23日、10月14日、11月4日を除く)と9月24日、10月15日、11月5日は休館日です。入館料は1200円(前売1000円)。同展への2度目の来館者にはリピーター割引もあります。詳細は公式サイトを確認してください。
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