美容家が何年も続けてる「朝のルーティン」
朝のスキンケア、ラインアップはこれ

それからスキンケアを始めます。朝は忙しいので化粧水はコットンを使ってなじませたり、ミストをシュッとふきかけることが多いです。
化粧水でよく使うのは、東急ハンズのオリジナル「ムクナ 化粧水しっとり」(160ml/980円)か、「ル ブラン ローション HL」(150ml/7800円)です。あとは、このコラムでも何回か紹介している「ルルルン プレシャス GREEN」(7枚入り/500円、32枚入り/1800円)もよく使っています。
ミストなら「ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター」(150g/2200円)か、「SBCP+ 生ミネラルミスト」(200ml/6700円)です。
美容液は朝くすんでいると感じた時は美白効果のあるものを使いますが、基本的にエイジングケアを行うことが多いです。主にリフトアップ効果や小顔効果が期待できるような美容液を使っています。
愛用しているのは、「オバジ C25セラム ネオ」(12ml/1万円)か、「クラランス V コントア セラム」(50ml/9100円)です。諭吉アイテムですが、効果は期待できると思います。

さらに、リンパの流れを意識したマッサージを行うことで老廃物を排出しています。そうすると若々しい印象で外出することができます。
クリームは気持ち多めに塗ります。しっかりと肌の隅々にまで潤いを届けてそれを逃さないことで乾燥による化粧崩れも防ぐ効果が期待できます。
よく使うのは、「シャネル ル ブラン クリーム HL」(50g/1万3500円)です。(表示価格はいずれも税別)
クリームの後は日焼け止めを塗ります。春夏だと崩れにくく、紫外線防止効果の高いものを使い、冬だと保湿力の高いものを使っています。また、外出の有無によって紫外線防止効果の強さも調整しています。
食事はフルーツから

スキンケアを終えたら食事です。しかし、食事の前にフルーツを1種類だけ摂取し、その30分後に通常の食事を行うのが基本です。これはフルーツの酵素をしっかりと体内に届け、スムーズな排泄を促すことを目的としています。
フルーツは加工したり、ミキサーにかけたりせず生のものを食べています。フルーツは食べる前に冷蔵庫から出しておいて上記のルーティンを行ってから食べると体を冷やす心配もありません。スムーズな排泄を重視するならフルーツはバナナを選ぶことが多いです。
フルーツを食べて30分経過したら、食事をとります。
ただし、基本的には肉や魚は避けています。これは午前中が排泄のための時間だということを意識して、消化にエネルギーを費やすことがないよう注意しているからです。ただし、たんぱく質はとる必要があるので、牛乳やお味噌汁、ヨーグルト、チーズなどで補っています。
コーヒーや紅茶は食後に

コーヒーを目覚めの一杯に飲む人が多いかもしれません。確かにコーヒーに含まれるカフェインには交感神経を刺激して眠気を覚ましてくれる効果があります。
しかし、空腹時に飲むのはあまりおすすめできません。なぜなら空腹時にカフェインを含んだコーヒーを飲むと、体質にもよりますが、胃酸の過剰な分泌を招く恐れがあるからです。また、カフェインによる利尿作用によって脱水を招く恐れもあります。
コーヒーを飲むなら目覚めの一杯ではなく、食後あるいは仕事や学習への良い影響を考えてそれらの始まる前に飲むのがおすすめです。
そうすると集中力や記憶力を高める効果が期待でき、効率よく仕事や学習に取り組むことができるからです。
さらに筆者はコーヒーのお供にシナモンを耳かき一杯程度入れるのを習慣にしています。
シナモンには毛細血管を修復する作用があるので皮膚の末端まで栄養を届けやすくするのに役立ちます。ただし、過剰摂取は肝臓の疾患を招く恐れがあるので厳禁です。
いかがでしたでしょうか。丁寧な毎日を過ごすことで数年先、数十年先まで健やかな体と若々しい美肌をキープできる可能性が高まります。ぜひ朝のルーティンを見直してみてください。

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。