2018/9/22

マツキヨPBから「ヒルドイド」の類似品が登場! 気になる使い心地は?

ヒルドイド」って知ってますか?

アトピーなどに用いられる外用薬で、医療機関で処方される医療用保湿剤の1つなのですが、これを「美容目的」で使う例が相次ぎ、少し前にネット上でも大きな注目を集めました。

そうした中、「ヒルドイド」と同じヘパリン類似物質含有の保湿クリームが、ドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」から誕生しました。

「顔がめちゃくちゃもっちりしてる」

医療機関で処方される「ヒルドイド」などのヘパリン類似物質含有医療用医薬品は、公的医療保険の利用で自己負担を少額に抑えることができます。

しかし、これを美容目的で使う不適切な例が相次いだため、医療費の財政圧迫を理由に処方制限が提案される社会問題に発展。ネット上でも実際に医療用で使用している人たちから、

「健康な人の爆買いやめて」
「いい大人が別の目的で大量買いしてる事、おかしいと思ってほしい」

といった声がいくつも寄せられました。

今年1月、厚生労働省は処方の上限などの制限を見送る方針を決めましたが、今後も事態の改善が見られなければ、本当に必要とする患者が不利益を被り、治療の妨げになりかねません。

こうした背景から開発されたのが、マツモトキヨシのプライベートブランド「matsukiyo」の商品「ヒルメナイド油性クリーム」です。

2018年9月11日から全国のマツモトキヨシ(一部店舗を除く)で販売されています。第2類医薬品なので処方箋なしでもドラッグストアで購入できます。

「ヒルメナイド油性クリーム」はヘパリン類似物質含有の皮膚疾患薬で、高い保湿力により肌の乾燥対策などに効果を発揮するそう。ヘパリン類似物質のみの単一処方製剤であり、無香料・無着色・ステロイドフリー・エタノールフリーのため、赤ちゃんをはじめ幅広い年齢層で使用可能とのこと。

現在市販されているヘパリン類似物質含有商品の多くは水性クリームですが、医療保険適用のヘパリン類似物質含有製剤のうち油性クリームの処方量が最も多いことから、「ヒルメナイド油性クリーム」では油性クリームを採用したそう。

そのためテクスチャは固めで、皮膚の温度で溶けて浸透するのが特徴なのだそうです。

SNS上でも「ヒルドイド」の類似品が手軽に入手できると徐々に注目を集めています。

「一晩たったけどまじですごい調子よくなってる
「ヒルメナイド効果なのか、顔がめちゃくちゃもっちりしてる」
「使い始めて2日目!だけど、使い心地良いぞ~~たっぷり入ってるからがっつり使えるし」

価格は50グラム1280円(税込)。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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