東京・渋谷のランドマーク「SHIBUYA109」の新ロゴマークが決定。2019年春、外壁ロゴマークも新たに生まれ変わります。
9537作品の頂点に立った作品
1979年、文化村通りと道玄坂が合流する元・恋文横丁に「ファッションコミュニティ109」として誕生した「SHIBUYA109」。トレンド発信地として10~20代の女性を中心に支持され、渋谷のシンボル的な存在として愛されてきました。
運営元のSHIBUYA109エンタテイメントは、同施設が2019年に40周年を迎えるのに合わせ、ロゴマークの刷新を計画。「みんなで創っていきたい」との思いから、一般公募でデザインを募集(2018年4月18日~5月20日)し、7月上旬に行った最終一般WEB投票で新ロゴマークを決定しました。
応募総数9537作品から選ばれた新ロゴは、上部に同施設の象徴的な外観=シリンダー型のビルが、その下には愛称である「マルキュー」の丸をモチーフにした「109」の文字がそれぞれ配され、カラフルなグラデーションでデザインされています。
藤田ニコル「ロゴが完成した109、早く行きたい」
7月22日にSHIBUYA109店頭イベントスペースで行われた発表会には、同社の木村知郎代表取締役社長に加え、ロゴを共同デザインしたハナガキダイジュさん、池田敦美さんの2人、特別審査員の長谷部健渋谷区長、アートディレクターの千原徹也さん、モデル・タレントの藤田ニコルさんが登場。
(左から千葉さん、藤田さん、池田さん、ハナガキさん、木村社長、長谷部区長)
木村社長は新ロゴについて
「109の2つのマル(0と9)がくっついている部分に、心と心が共感しあっていくというような思いが込められていると思いました。また、グラデーションの"色が変化していく"ところに、渋谷の、時代の流れを先取りしながらも自分で変化を作っていくという思いを感じました」
などと語りました。
特別審査員として登場した藤田さんも「今までのロゴも歴史的なもので素敵なんですけど、これからの時代にふさわしい素敵なロゴなんじゃないかな」などとコメント。「早くロゴが完成した109に行きたいです!」と胸を躍らせました。
現在外壁に付いているロゴは2019年春に新しいものと付け変わる予定。渋谷以外の店舗のロゴも順次替わるそうです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。