肉と野菜をグツグツ煮込み、ルーを入れるだけで完成するカレー。簡単なのに間違いなく美味しいという、なんともありがたいメニューですよね。スパイスや具材をアレンジすれば自分だけの一皿が作れるという点も料理好きの心をくすぐります。
そんな"日本の国民食"カレーについての興味深い調査結果がこのほど発表されました。なんでも「金曜日に家族でカレーを食べると幸福度が増す可能性」があるのだとか...!
実はこんなにも家族みんなに嬉しいメニューだった
調査を実施したのは、カレーやスパイスのメーカーとしておなじみのエスビー食品。
同社では、家庭でカレーが食べられるのは「金曜日」が最も多い(ライフスケープマーケティング「食MAPデータ」の「家庭での夕食時 カレー食卓登場頻度<曜日別>」より)ということに着目し、その実態やメリットを探ることに。2018年2月、20~50代の子持ち既婚男女1000人を対象にアンケートを行いました。
本題である幸福度の前に、そもそも家族が夕食時に自宅にそろうのか...というところが気になるところ。そこでアンケートでは「家族全員で食卓を囲む頻度」について質問。その結果、20代と30代は頻度が高く、両年代では「ほぼ毎日」という回答もそれぞれ約4割を占めました。
さらに数年前に比べて金曜日に家族がそろうことが増えたかどうかも質問したところ、「増えた」という人は47.3%、「減った」という人は52.7%とほぼ半々に。ただ、ここでも20代と30代は「増えた」が過半数を超えており、金曜日は若い世代を中心に自宅で食卓を囲んでいる人が多いことが分かりました。
アンケート対象者のうち、実際に「金曜日に家庭で手作りカレーを食べる」という人は約半数の494人という結果に。
理由としては「いつ食べても美味しい」(82.6%)、「家族が好き・喜ぶから」(81.4%)、「子どもが好き・喜ぶから」(81.2%)、「献立に困った時に作りやすい」(80.6%)などが上位にあがりました。また「金曜日に手作りカレーを食べたくなる」という人(408人)に理由を聞くと、「食べると元気が出る」(57.4%)、「土日も元気に過ごせる気がする」(43.4%)、「疲れた体が癒される」(40.9%)などがあがりました。
平日の仕事疲れを癒し、子どもも喜ぶお手軽料理。金曜のカレーは家族だれにとっても嬉しいメニューなんですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。