世界規模の一流ホテルチェーンとして名高い、ハイアットグループ。全13ブランドを有し、日本国内だけでも六本木ヒルズ内にある「グランド ハイアット」、新宿パークタワー内の「パーク ハイアット」、2014年に虎の門ヒルズ内にオープンした「アンダーズ」など、さまざまなブランドを展開しています。
そんなハイアットグループが2015年に立ち上げたばかりのブランド「ハイアット セントリック」が2018年1月22日、日本に初上陸します。場所は都内屈指の一等地、銀座。2017年10月24日には2月以降の宿泊予約の受け付けがスタートしました。一体どのようなホテルになるのか、詳しく紹介します!
出版印刷業の名残をデザインに
「ハイアット セントリック」はグループのライフスタイルブランドとして2015年1月に誕生。現在はシカゴやニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミなど米国の主要都市やリゾート地を中心に16軒が展開されており、日本初上陸となる「ハイアット セントリック 銀座 東京」はアジア第1号として開業します。
場所は高級ブランドや老舗店が立ち並ぶ銀座・並木通り。2017年10月15日に竣工した「東京銀座朝日ビルディング」の3階~12階にオープンします。
エントランスには煉瓦建築と並ぶ銀座のシンボル「ガス灯」を配置
ホテルの3階にはダイニング&バーを併設し、目的やニーズに合わせてさまざまなシーンを満たす「NAMIKI」、4階にはレセプション、さらにライブラリーとフィットネスセンター、5階~12階にはスイートルーム3タイプを含む計5タイプの客室がそれぞれ設けられます。
ホテル全体のインテリアデザインは、クリエイティブなホテルや飲食施設等を手がけていることで知られる赤尾洋平氏率いるストリックランドが担当。
同ホテルが朝日新聞社の東京における創業の地に建てられること、また、その当時は周辺で出版印刷業が繁栄していたことから、その名残をアートワークやインテリアデザインとして表現したそう。遊び心たっぷりのデザインは、エントランス、ダイニング、客室など随所で見つけることができ、発見する楽しさがあります。
窓際の襖絵をモチーフにしたアートワークが印象的な客室
ゲストが集うライブラリーのカーペットデザインも「活版印刷のプリンティングブロック」がモチーフに
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。