もう一人は、フリーのテレビディレクターの友人。40歳で人生を一度変えてみようともくろみ、仕事をいっさいがっさいやめて海外へ語学留学へと旅立ました。海外ロケも豊富だった彼女が選んだ地はニューヨーク。肌に合う感じを過去のロケでつかんでいました。留学貯金を少しずつ引き出しながら、英語を本格的に勉強していった彼女はアルバイト程度だと笑っていましたが、コーディネーターのアシスタントも始めていました。かつては自分が仕事を依頼していたコーディネート会社から、せっかくコッチに来ているんだったらと声をかけられたのです。日本の番組制作が欲しがるモノにきめ細やかに対応できるのは、当事者だったからこそ。こういう画が欲しいというロケ地や情報、海外ロケの疲労を癒してくれるホテルや食事まで、自分が欲しかったというものを相手に提供すればいいのです。やっぱり、過去の経験が自分を助けてくれたのです。
彼女たちが生き生きとしている姿を見ると、結局未来を作るのは今の自分なんだという当たり前のコトが、でもなんだかチクチクと胸に突き刺さります。使い古された台詞ではありますが、今のアクションでこの先向こう10年は違った景色が見えているかもしれない。恐れる前に、今この瞬間を大事にしようと、自戒を込めて。
モジョっこ
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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