日々の生活で出る"もったいない気がするけど、捨ててしまうもの"。
今回は、お米のとぎ汁、コーヒーかす、パスタのゆで汁の活用法をまとめてみました。捨てる前にもう1度利用してみて。
コーヒーかすはレンジでチン
お米をとぐ際に出る「とぎ汁」は、毎日捨てていると、かなりの量になりますよね。
実はお米のとぎ汁は、ダイコンやニンジン、サトイモ、タケノコなど根菜の下ゆでに使うとえぐみをとってくれます。これは、レシピ本にも「とぎ汁で下ゆでする」とサラッと書かれているほど、料理上級者の基本知識。煮物を作るときは活用しない手はありません。
また、とぎ汁は洗顔したり、入浴剤として使ったりする活用法もあります。お米の細かい粒子にピーリング効果があるのだそう。手軽にチャレンジできるので、やってみる価値はありそうです。
「コーヒーかす」は消臭剤として再利用できます。
抽出後、まだ水分を含んだ状態で深めの皿に入れ、電子レンジで水分を飛ばして乾燥させるのがおすすめ。素早く乾かせるだけでなく、電子レンジ内のニオイも取ってくれるので一石二鳥。
しっかり乾燥させたら、ガーゼなど通気性のよい袋に入れてトイレや靴箱などニオイが気になる場所に置きましょう。生ごみを入れている容器にパラパラと入れるだけでも効果を感じられます。
最後は「パスタのゆで汁」。
パスタをゆでた後のたっぷりのお湯はなんとなくもったいないような気がしますが、あまり使い道も浮かばず、毎回捨てているという人が多いかも。けれどこれ、美味しいスープに変身させることができるんです。
パスタをゆでる時には塩を入れているので、ほんの少しコンソメや中華スープの素を足してお好みの具材を入れるだけでOK。SNSには、
「パスタの茹で汁をスープにしたらくっそ美味かった。侮ってた」
「茹で汁のスープは普通の水からつくるよりコクがあってなぜかおいしい」
といった声が上がっています。簡単に1品増えるのもうれしいですね。
いつも捨てていたものを再利用すると、なんだか得した気分になります。ちょっとした節約法として活用してみては?
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。