妊活中の女性が注目する妊娠菌って?
「妊娠菌」というキーワード、聞いたことありますか。
妊婦からこの菌をうつしてもらえば、妊娠できるという1種の願掛けのようなもの。今、妊娠を望む多くの女性がこの「妊娠菌」に感染しようと試行錯誤しています。中には使用済みのマタニティマークを譲り受ける人もいるとか――。
妊活中の女性が注目する「妊娠菌」について調べてみました。
「妊娠うつる」ジンクスが派生したもの
「妊娠菌」は「妊婦のお腹を触ると妊娠がうつる」といったジンクスから生まれたものと考えられ、医学的な根拠はありません。しかし、医学的根拠がなくても子どもを望む女性には"効果"を期待せずにはいられないのでしょう。SNSで「妊娠菌」と検索してみると、
「妹がまさかの妊娠? まだ確定ではないみたいだけど、私の妊娠菌がうつったかなー」
「電車の中で妊婦さんを発見!降りるところ一緒だったから、後ろを歩いて妊娠菌少しあびさせてもらった」
「実家に妊婦のいとこが来ていたので妊娠菌もらうためにおにぎり作ってもらった。皆笑ってたけど案外切実なんやけどなぁ」
といった声がたくさんあります。中には「ないかもしれないけど信じたい」という切実な思いが伝わってくる声もありました。
"藁にもすがる思い"で妊娠菌を信じる女性の中には、妊娠菌がついているとされる"使用済み"のマタニティマークや母子手帳カバーを譲り受けたり、妊娠に効果があると言われている「陣痛中の妊婦が描いた"赤富士"」を飾ったりしているというケースもあります。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。