素朴な疑問「この風習の意味、起源はなんなの?」
そもそも「赤飯での初潮お祝い」はどこからきたのでしょう――。もともとは何かしら意味を持ったものだったからこそ定着したものと考えられます。
ネットで調べてみると、
1. 江戸時代の生理用品が牛の腹帯に似ており、『お牛』と呼んでいたこと。暦で2月の最初の牛の日を『初午』と呼び、赤飯を食べていたこと。その2つを合わせて
2. 赤飯を近所に配り、子どもを産める身体になった(妻として迎えてください)と知らせるため
3. 「赤」には邪気を払う力があるので、女性の体を護るため
など、その由来・意味には諸説あるようです。
どれが"正しい"のか、赤飯文化啓発協会に話を聞いてみましたが、残念ながら起源や意味などについて確かなことはわかりませんでした。時代を経るにしたがって、諸説が組み合わさって広まり、定着した可能性もあります。
古くからの風習とはいえ、現代にはフィットしない部分もあるので、本人のトラウマになってしまわないよう慎重になった方がいいかもしれません。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。