2016/12/31

子宮頸がんの原因にも? 清潔にしたつもりが実は危ない「デリケートゾーン脱毛」

自己流は危険! そのほかのトラブルも

この結果に対し、米国性感染症協会会長のデニス・フォーテンベリー医師は「HealthDay News」の取材に「脱毛する時に生じる皮膚の小さな傷から病原菌やウイルスが侵入しやすくなるためではないか」と話しています。

性感染症ほど深刻ではなくても、自己流のデリケートゾーン脱毛は、黒ずみや肌荒れ、埋没毛、毛穴にブドウ球菌などのばい菌が入ってできるニキビ状の毛嚢炎(もうのうえん)などのトラブルも起こりやすいです。

一方で、デリケートゾーンの脱毛にメリットがあるのも事実。今回の研究でも、ケジラミ症を発症するリスクが、脱毛しない人に比べ低くいことが判明しています。

頻繁に処理する人は、思い切って皮膚科やエステでプロの人に任せるのが正解かもしれません。

※研究論文は性感染症の専門誌「Sexually Transmitted Infections」(電子版)の2016年12月5日号に掲載。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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