今日はシャンパンで乾杯
パーティーシーズン真っ盛りです。洋服のサイズが気になり出したら、乾杯時にビールやシャンパンのような炭酸入りの飲み物を選ぶのも手かもしれません。お腹が膨れて食事量がセーブできるから? いえいえ、"炭酸のいいところ"はそれだけではないようですよ。
とりあえずビールもいいけれど......
マイクロダイエットが2016年12月に発表したレポートは、炭酸入りの飲み物は、お腹が膨れるだけではなく、中に溶け込んでいる二酸化炭素がダイエットに効果的だと伝えています。
二酸化炭素が体内に入ると、血液中の酸素量が増え、血管が拡張して血流が良くなる。すると、代謝がアップして、体が消費するエネルギー量が増加し、余分な脂肪を蓄えにくくなる、という理屈です。
もしこれが本当だとしても、飛びつくわけにはいきません。だって、「お酒は太る」というのが定説ですよね。お酒には糖質が含まれるからです。
体内に蓄積されにくいアルコールのカロリーを除いた、糖質とタンパク質のカロリーを100ミリリットルあたりで比較(※)すると、ビールは14~22キロカロリーで、シャンパンを含むワインは8~16キロカロリーです。ワインの方がカロリーは低いのですね。
同じ炭酸入りでもビールとシャンパンならシャンパンを選んだ方がいい。これが、今回のレポートで、シャンパンがよりダイエットに適しているという所以です。
ちなみに、日本酒は16~22キロカロリー。ウイスキーや焼酎など蒸留酒は0キロカロリーです。
さらに、シャンパンには女性にうれしい成分が入っています。赤ワインや白ワインと同様に、有機酸が多く含まれるため、腸内細菌のバランスを整えてくれると言われています。また、赤ワインほどではありませんが、強い抗酸化作用を持つポリフェノールが含まれているのもありがたいですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。