ウエディングドレスはもうすぐそこ
年末年始の帰省時期になると、聞こえてくる憂うつな声があります。「結婚しないの?」という親や親戚のプレッシャー、考えただけで頭痛が襲います。
一方で、もうピークは過ぎて、「質問すらはばかられる、"腫れもの"扱いよ......」と語るシングルもいます。
そのピーク「30歳」じゃないですか?
親のホンネ「30歳で結婚」 明確すぎるボーダーライン
楽天グループの結婚相手紹介サービスを行うオーネットによると、子どもが30歳を過ぎたら、親は「そろそろ結婚して欲しい!」と思っていることが明らかになりました。
独身の子どもを持つ全国の親100人を対象にした2016年10月の調査結果です。
親が子どもに結婚して欲しいと思う瞬間は、
1位 子どもが30歳を過ぎたとき 40%
2位 自分自身が高齢になったと感じたとき 23%
3位 若夫婦や赤ちゃんを見たとき 14%
4位 知人の子どもが結婚したと聞いたとき 12%
5位 その他 11%
という順でした。
ライフスタイルの多様化で、「結婚適齢期」という言葉は死語になりつつありますが、親は30歳という明確なボーダーラインを意識しているのが現実のようです。
子どもが結婚相談所に登録すると打ち明けたら、「好きにすればいい」と思う人が49%、「応援する」という人が44%でした。一方、「やめて欲しい」と思う人は7%でした。
子どもが独立した後、生きがいを失ってうつ症状をあらわす「空の巣症候群」になる親も社会問題化していますが、この調査を見る限り、子どもの独立を前向きに捉える親が多いのですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。