こんなワードがノミネート(画像はユーキャン新語・流行語大賞2016公式サイトより)
2016年も残すところ、あと1か月――。
毎年恒例の「流行語大賞」では、広島東洋カープの監督緒方監督が鈴木誠也選手に対して発言した「神ってる」が大賞に輝きました。
カープファンの間では爆発的に流行したと聞きますが、"センテンススプリング"、や"SMAP解散"、"斎藤さんだぞ"、"アモーレ"などの候補を押しのけての大賞には正直なところ「ピンとこない」という人も多いのではないでしょうか。
では、"流行の発信源"ともいえるSNSへの投稿数が多かった「流行語」は一体なんだったか。インターネット情報の調査・分析を行う株式会社ワイズワークスプロジェクトが調査しました。
みんなの興味をかっさらったのはコレ
流行語大賞にノミネートされた30語は以下の通り。
アスリートファースト、新しい判断、歩きスマホ、EU離脱、AI、おそ松さん、神ってる、君の名は。、くまモン頑張れ絵、、ゲス不倫、斎藤さんだぞ、ジカ熱、シン・ゴジラ、SMAP解散、聖地巡礼、センテンススプリング、タカマツペア、都民ファースト、トランプ現象、パナマ文書、びっくりぽん、文春砲、PPAP、保育園落ちた日本死ね、(僕の)アモーレ、ポケモンGO、マイナス金利、民泊、盛り土、レガシー
この中でSNSに投稿された数の多かったトップ5を発表します。
5位は「シン・ゴジラ」で約400万件。ことし夏に公開され、現在も上映されているヒット作がランクインです。それを上回った4位は「君の名は。」で約560万件。こちらも大ヒットしたアニメ映画です。
ことしのヒット映画が、2作ともトップ5入り。実際にツイッターで検索してみると、見に行った人の感想や「観たい」という投稿が目立ちます。さらに「君の名は。」の"聖地巡礼"や"#シン・ゴジラ実況"などファンたちの2次的な投稿も多く、映画を観たあとも関心が長く続いたことから投稿数が多くなったと予想されます。
3位は人工知能を意味する「AI」で約1400万件。囲碁で人間に勝利したことが話題になり、その後もAIに関するメディアの報道が続いたことから関心を集めたようです。生活を根本から変えかねないAIは放っておけない存在なのかもしれませんね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。