唇や瞳より効果的な「色気パーツ」
色気を感じるパーツを聞くと、両者とも1位は「口」(色気があると言われる女性81.1%/言われない女性71.6%)でしたが、2位は前者が「髪」(71.2%)、後者は「目」(62.0%)という結果に。
「髪」への注目度は、前者は71.2%である一方、後者は53.3%と、「髪」への注目する度合いは、色気があると言われる女性の方が約20%近くも高いことがわかりました。
そこで、"ノーメークで艶のある髪"と"フルメークで艶のない髪"を見せ、どちらに色気があるかを聞いてみました。
その結果、ノーメークで艶のある髪に色気を感じると回答した人は67.2%でした。そこで具体的にどの要素に色気を感じるかを挙げてもらうと、全体では"髪の艶"が約5割(48.9%)でトップになりました。中でも、色気があると言われる女性57.7% 、言われたことがない女性は46.7%と、艶への注目度に約10%も差が出る結果になったのです。
髪に限らず、艶は唇の「うるおい感」、目の「うるうる感」、肌の「内側からのみずみずしさ」など、色々なパーツに色気を宿します。中でも髪は面積が広いので、その人の第一印象を決定するのに大事な要素になっているのかも知れません。
齊藤名誉教授は、「人間の本能として、光ったり動いたりと変化のあるものが無意識に目に入り、惹かれてしまう傾向があります。髪の"艶"は、男女問わず若さや性的な魅力を潜在意識的に感じ取る象徴です」と話しています。
イマドキの色気の三大要素は「自信」「知性」「髪の艶」といったところでしょうか。
内側から溢れる自信や知性は一朝一夕では手に入りませんが、髪の艶なら頑張ればどうにかなるかも?
調査は資生堂が2016年8月24日~25日、全国の20歳~49歳の女性600人を対象にインターネットで。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。