キッチンを制する者、ダイエットも制す
皆さんのキッチンは独立型ですか? オープンタイプですか?
2016年8月19日、オープンキッチンに隠された意外な問題点が明らかになりました。
それは、「オープンキッチンは太りやすい」というもの。
独立型のキッチンに比べ、より開放的なオープンキッチンになるほど食事を多くとったり、おかわりをする回数が増えたりして、摂食量が平均170キロカロリーも増えていたのです。
電話する場所もチェック
この研究が発表されたのは、環境心理学分野の専門誌「Environment and Behavior」オンライン版。米ノートルダム大学のキンバリー・ローリングス助教授とコーネル大学のナンシー・ウェルズ博士が、独立型のキッチンとオープンキッチンで学生の食事量を比較したものです。
この研究結果のほかにも太りやすい人のキッチンには色々な特徴があることが分かっています。1つ1つ、あなたの家のキッチンと比べてみて。あなたが痩せない理由が隠れているかもしれません......。
【キッチンが家の中心】
どこにいくのもキッチンを通る間取りは、ムダに食べ物に手を出すチャンスが増え危険です。電話などはなるべくキッチンに置かないようにし、仕事もキッチンが見えるところではしないようにしましょう。
【食べ物が目に見るように置いてある】
つい手を出してしまいがちなスナックや菓子パンなどは、食材専用の棚に隠して、目につかないようにしましょう。
【NG食品をストックしている】
インスタント麺や冷凍食品、パン、ハム、ピザ、スープなどの加工食品を買いだめしてないですか? すぐに食べられるけれど塩分や脂肪分が多いものばかり。また化学調味料を使ったインスタント食品は栄養が少ないので、脂肪は燃焼されずカロリーが蓄積されるだけです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。