そもそも日本人は農耕民族ですから、遺伝子的にも身体を伸ばすことが苦手な人種なのです。日本人は昔から、身体をかがめて田畑を耕し、筋肉を縮めることを得意としていました。そのため、鍬(くわ)・鎌(かま)・ノコギリなど、引く動作をする用具が多く使用されます。 この日本人がよく使う筋肉は「屈筋(くっきん)」と言い、多用すると太くなって収縮しやすくなります。すると、猫背になりやすく、肩が内側に巻き込まれ、背骨の生理湾曲(頭を支えるための脊髄のS字アーチ)も崩れてしまいます。 これに対して、西洋人は狩猟民族だったので、身体を伸ばすことを得意としています。身体を伸ばすことで力を生み出しますから、「伸筋(しんきん)」が発達します。伸筋は性質上、発達するほどに引き締まります。 すぐに体を縮めてしまう私たち日本人は、意識して伸筋を使うようにしなければなりません。
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