2016/9/14

これは見ごたえあり! 日本史上最大の回顧展「ダリ展」いよいよ開幕

必見!ダリ作品5選

「ラファエロ風の首をした自画像」(1921年頃)...10代の頃に制作した自画像。ラファエロの自画像のポーズとよく似ています。つながった眉毛や青い額は、母親の化粧品を使ってメイクしていたそうです。当時から目立ちたがり屋さんだったんですね。

「子ども、女への壮大な記念碑」(1929年)...腐敗のイメージを表した作品。さまざまなものが溶け合い朽ちていく様が印象的です。どこに何があるか、いくつ見つけられるかな?

「子ども、女への壮大な記念碑」(1929年)Collection of the Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia, Madrid (C) Salvador Dali, Fundacio Gala-Salvador Dali, JASPAR, Japan, 2016.

「奇妙なものたち」(1935年頃)...ぐにゃりと曲がった時計や、頭から枝を生やした女性など、ダリ作品によく登場する"おなじみ"がいっぱい詰まっています。気になるのは毛むくじゃらの入り口。ファスナーを開けたら何が出てくるのかな?

「奇妙なものたち」(1935年頃)Collection of the Fundacio Gala-Salvador Dalí, Figueres (C) Salvador Dalí, Fundacio Gala-Salvador Dali, JASPAR, Japan, 2016.

「記憶の固執(ピン)」(1949年)...おなじみのぐにゃり時計が金色のピンになっちゃった! ジュエリーデザインでも個性を発揮していたんですね。

「ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌」(1945年)...1945年、広島と長崎に原子爆弾が落とされたことを知りショックを受けて描いた作品です。黒、灰色など暗い色と、原爆を落とす飛行機が、日本人としてなんとも言えません。

「ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌」(1945年)Collection of the Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia, Madrid (C) Salvador Dali, Fundacio Gala-Salvador Dali, JASPAR, Japan, 2016.

会場には、ダリがかかわった映画も上映されているので、時間に余裕を見てまわってくださいね。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]巨大ガチャ登場! ミュージアムショップがおもしろい
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  • A国立新美術館
  • 住所106-8558
  • 東京都港区六本木7-22-2
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