気になるほうれい線さえなかったら......
こんにちは。三軒茶屋で女性の為のプライベートオーダーメイドメンテナンス鍼灸院の「アムラス鍼灸」を経営している美月綾乃です。
連載10回目のテーマは誰しも年齢とともに気になるほうれい線解消についてです。
「最近夕方になると、ファンデーションがほうれい線の溝に埋まってしまう」
「電車の窓に映った自分の顔を見ると、ほうれい線くっきりでたるみまくっている」
なんて経験ありますよね。でも、それらはほうれい線が刻み込まれてきていくサイン。今からでも遅くない、ほうれい線解消の筋肉トレーニングとツボ押しをお伝えしていきます。
作り笑顔にご用心
加齢とともに衰えてくる「表情筋」。実は、作り笑顔も原因のひとつです。
作り笑顔とは上くちびるを上げない笑顔、つまりは口角を横(や下)に引っ張って笑う状態のこと。作り笑顔の時に使わない筋肉がどんどん使われなくなることで、たるみからくるほうれい線をつくりやすくなってしまうのです。
そもそも、笑うことは、大きく分け2つの顔の筋肉を使います。大頬骨筋(だいきょうこつきん)と、小頬骨筋(しょうきょうこつきん)です。これらの筋肉は、頬から、口角際に付着している筋肉。
まずは、しっかりそれらの筋肉を使えているかチェックしましょう。
口角の横に薬指中指人差し指の3本をおいてください。その状態で微笑んでみたときに、3本の指はどの方向に動きましたか? 上に動いた人は、正常!下や横に動いた人は、表情筋をうまく使えていません。
表情筋をうまく使えていない人は、口の中のマッサージと、頬のトントン筋膜マッサージを試してみましょう。
◆口内マッサージ
1 片方の手でほうれい線がなくるようにたるみがないくらいまで頬を持ち上げる
2 今度は反対の手で口の中を口角の裏からその周りを痛気持ち良いくらいの圧で全体的にマッサージ
3 固い部分は硬さがとれるくらいまでマッサージ!(左右差がある場合は硬いほうを重点的に)
4 口角の周りが全体的にほぐれたら、口内をほうれい線の部分から頬の奥のほうまでマッサージして、口の中の硬さを取る
◆頬トントン筋膜マッサージ
1 片方の手で法令線がなくなるようにたるみがないくらいまで頬を持ち上げる
2 反対の手で目の下から頬の部分を全体的にいた気持ち良いくらい軽くトントンタッピング! 全体的にトントンすることで硬くなった筋膜もほぐすことができます
またツボ押しも毎日することで更に効果につながります。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。