サングラスを選ぶときはUV400を
医療・健康情報サイトAgingStyleにサングラスを選ぶコツが紹介されています。
まずはUVカット率。「UV400」がおすすめだそうです。「400」とは、紫外線の波長を示す数値(400ナノメートル)のことで、紫外線には、波長の長い順にUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があるのですが、UV400は、波長がもっとも長いUV-A(315~400ナノメートル)をはじめ、すべての紫外線をカットしてくれるとか。
次に、レンズの色。色が濃いサングラスは日差しを防ぐことはできますが、瞳孔が開いてしまいます。そこへ横から紫外線が入り込んでしまうことになると逆効果。より多くの紫外線を目に入れてしまうことになる恐れがあるそうです。
市橋先生は、「四方から入る紫外線をカットするメガネが大切」と話します。
また、山田先生からは、紫外線や光の研究について興味深い話が出ました。
「紫外線を浴びると体内の葉酸が壊れる。高強度の光を夕方に受けると、インスリン抵抗性(肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなった状態)がすすむ。という論文もあるんですよ」
なんと......糖尿病のリスクも? 生きものは光からはいろいろな影響を受けるんですね。
今年は肌からだけでなく、目から入ってくる紫外線にも注意して過ごしてみて。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。