鍼とツボで叶える美容術
3年連続で「ispotベストヒットサロン」部門1位に輝く、「アムラス鍼灸」のオーナー・美月綾乃先生による鍼と美容のコラム。自宅で手軽に始められるツボ押し法や、鍼灸の素朴なギモンに答えます。
2016/7/21

お腹ぽっこりを夏までに解消! 短期間でスッキリさせるツボ6つを徹底解説

下腹部に効くツボはこれだ!!

<代謝をよくするツボ>

tsubo9-20160721-01.jpg

飢点(きてん):耳の穴の前、顔に小さな軟骨の突起がある真ん中 → 脳の食欲中枢を刺激して無駄な空腹感を抑えてくれるツボ。ようじの後ろ側や綿棒で痛気持ち良いくらいの圧で10回押してください。
中かん(ちゅうかん):上腹部、お臍の指四本分上 → 基礎代謝をよくし、むくみを解消してくれるだけではなく、胃のむかつきなど胃の不調を改善し、消化をよくしてくれるツボ。痛気持ち良い圧でゆっくり5秒押して5秒離すを10回。

<リラックスする神経を高めて食欲を安定させるツボ>

tsubo9-20160721-02.jpg

太衝(たいしょう):足の甲、親指と人差し指の間のくぼみ、押して響くところ
合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の間、人差し指側の骨の真ん中くぼみで押して響くところ

どちらも自律神経の副交感神経(リラックスする神経)を高めるので、無駄な食欲をなくす効果があり。

この2つのツボは痛気持ち良いくらいの圧で、5~10秒くらい、ゆっくり押してゆっくり離してくださいね。それを1セットとして10回くらいずつ、毎日気が付いたときに押しましょう。

<お腹に効くツボ>

tsubo9-20160721-03.jpg

二間(じかん):手の人差し指の爪、親指側の際 → ウエスト周りをすっきりさせる、食事制限の効果発揮します。ようじや爪で5~10回押してください。

<下腹部に効くツボ>

tsubo9-20160721-04.jpg

○関元(かんげん):下腹部、お臍の指4本分下 → 老廃物の排泄をスムーズにしむくみを解消、痩せやすい体にするツボ。ここのツボに両手の中指が当たるようにおいて、腹式呼吸で息を大きく吸って10秒かけてゆっくり全ての息を吐ききるような感じで、ツボを少し強めに押してみてください。その時押している関元のツボのあたりが固く、下腹部の腹筋がしっかり使えているか意識してくださいね。

この意識こそが、お腹をすっきりするのに、とても大事になってきます! これを1日10回を毎日、プラスお仕事中トイレにいったり、休憩中などできるときに数回やるだけでも、お腹のお肉がすっきりしていきます。

日々できるダイエットセルフケア、ツボ押し生活試してみてくださいね。


美月綾乃 美月綾乃

鍼灸師、美容鍼灸師。会社員時代に体調を崩したことをきっかけに、東洋医学を学び鍼灸師になる。 2万人の施術経験から、2011年三軒茶屋に「アムラス鍼灸」を開業。2013、2014年、2015年とisotベストサロン大賞受賞。美容鍼、産後骨盤矯正、マタニティ鍼灸、子宮メンテナンス、かっさマッサージなどオーダーメイドメンテナンスが好評。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

2

人気キーワードHOT

特集SPECIAL

ランキング RANKING