2016/6/30

初体験!ボートレースに乗ってきた このスピード感と遠心力のスリルはクセになる!

「水上の格闘技」とも呼ばれるスピード感が魅力のボートレース。馴染みがない人もいると思いますが、「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で2015年7月に放送された「ボートレース芸人」は、"神回!""面白すぎる"と話題になりました。

テレビの前で観て気になっていた記者ですが、2016年6月25日、ボートレース平和島(東京都大田区)で「ペアボート試乗会」なるイベントをやるという情報をキャッチ。一般の方と一緒に参加できるそうなので、どんなものかと申込んでみました。

tbm157039_pho01.jpg

一気に減速!方向転換で一気に加速!!

事前に届いたメールには「濡れてもいい服装でお越しください」と一言。その一文で気分も高まります。某テーマパークのアトラクションに乗る気分です。

当日、ドキドキしながら会場入りしてみると、まず目に入ったのはレーサーが実際に乗っているボートの展示。大きさは意外に小さく、1人分のスペースしかありません。ボートの中も思っていたよりもシンプルで、ハンドルとスロットルだけ。「こんなに小さいんだ...」というのが正直な感想です。

tbm157039_pho02.jpg

今回は、2人乗り用に改造したペアボートに乗せてもらえるとのこと。さっそくレース場の前で簡単な講習・説明を受けます。

このペアボートでは実際にレースが行われるボートレース場を時速約60キロで駆け抜けるそう。ちなみに実際のレースで使用するボートでは、最大で時速80キロまで出るのでそれと比べると速度は落ちますが、体感速度はかなり速いとのこと。ドキドキ...。

試乗の前の注意事項では、「落ちないように踏ん張る」、「レバーを握って脇を締める」、「低い姿勢を保つ」と教えられました。

さて、いよいよレインコートやヘルメットなどを着用しボートに乗り込み、出発です。今回ボートを操縦してくれるのは、女性レーサーの富樫麗加選手(26)。金髪でめちゃくちゃかわいいお姉さんです。普段着ならレーサーには見えない......。

tbm157039_pho03.jpg

富樫さんの前に座り、レバーをしっかり握ると、富樫さんがスロットルを握りゆるやかにスタート。ただ、ひとたびコースに出ると一気に加速して、猛スピードで進んでいきます。広いボートレース場の水上を一気に駆け抜けていく爽快感が気持ちいい! ボートの前に乗っているので視界を遮るものがなく遠くから見ているより、はるかに迫力があります。目の前の景色がものすごいスピードで流れていくのが新鮮な感じ。水の抵抗で、波に突き上げられるように縦にも揺れるので、気を抜くと体が上下左右に振り回されます。踏ん張れってこういうことか!

レースの肝にもなるターンでは、一気に減速し、方向転換して再び一気に加速。ここでかかる遠心力がすごいんです。前のレバーをしっかり握っていないと、Gに体を持っていかれてボートからふっ飛ばされそう!

tbm157039_pho04.jpg

本当のレースは3周するそうですが今回は2周。時間にすると2分弱ですが、スピードと遠心力のスリルが楽しくて、終わったあとは「もう一回乗りたい!」と思えるほど、あっという間でした。スピードとGを思いっきり感じて、心地よい疲労感が...。乗っているだけでも、踏ん張るのに意外と体力がいります。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]ボートレーサーの食事は、朝・昼は食べずに、夜はサラダだけ
1

人気キーワードHOT

特集SPECIAL

Instagram