筆者は実家が札幌ということもあり、マイルを有効活用しています。毎年、家族分の航空券をマイルで確保していますから、マイルは本当にありがたい存在です。
しかし、旅行だけで飛行機を使う場合は、ツアーや格安航空券の場合が多いですよね。その場合、貯まるマイルはごくわずか。1年に1回程度の旅行では、貯めたマイルは有効活用できません。
せっかく数千マイル貯めても失効する場合が多く、「マイルは貯めるだけ無駄」と考えている人も多いでしょう。
そんな人向けに新しいサービスが開始しました。JAL便の搭乗でマイルが貯まらずに直接Pontaポイントが貯まるサービスが2016年4月から開始します。
これで少数のマイルを無駄にせず、Pontaポイントとして活用できるようになるのです。
どのくらい貯まるの? マイルの積算方法とは?
まず、通常のフライトマイルについて解説しましょう。フライトマイルは次のような式で求められます。
フライトマイル = 区間マイル × 利用運賃のマイル積算率
例えば、東京-札幌間の区間マイルは510マイル。こちらはJALのサイトに掲載されていますので、国内線・国際線のページで確認してください。
次に、利用運賃のマイル積算率についてです。これは、航空券の種類によってパーセンテージが変わってきます。例えば、大人普通運賃の場合は100%。通常は割引運賃で搭乗すると思いますが、先得割引や株主割引、スカイメイトなどは75%、パッケージツアーの場合は50%となります。
したがって、パッケージツアーの場合に獲得できるフライトマイルは510マイル×50%=255マイル(片道)ということになります。
さらに、もし、クレジットカードのJALカードを保有していると、普通カードの場合は、さらに10%のボーナスマイルが貯まるため、別途26マイル(=255マイルの10%)が積算され、合計281マイル獲得できることになります。
国際線の場合は搭乗クラスで変わり、エコノミークラスのチケットでもW / Y / B/ Eは100%、H / K / Mの場合は70%など、チケットの種類に応じて異なるため、意外と確認が難しいです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。