抗菌洗剤で洗濯してもまだ臭う――。
あのイヤ~な"生乾き"のニオイに悩んでいる主婦は73.0%もいることがわかりました。
調査したのは、アリエールのP&G。20~50代の主婦200名を対象に「洗濯物とニオイの悩み」を聞いたところ、「洗濯物を干していて、ニオイが気になることがある」と回答した主婦は、86.0%。ニオイのもととなる菌の増殖を抑えるとして、近年注目を集める「抗菌効果のある洗剤」を使っても、生乾臭に悩む人は73.0%もいました。今使っている抗菌洗剤に十分満足していないことが分かります。
洗濯物1枚1枚の間を十分に空ける
特に洗濯物が乾きにくい今のシーズンは、主婦にとって大きな問題です。どうすればあのイヤなニオイをカットできるのか。アリエールの研究開発に携わる、P&G研究開発本部シニアリサーチャーの井内芙美さんに"プロのアドバイス"を聞いてみました。
そもそも生乾き臭は、"生乾菌"と"脂臭菌"の2種の菌が存在することによって発生するもの。これら2つの菌が衣類に付着するルートは、大きく分けて2つあります。ひとつは皮膚や汗を通じて衣類に付着するルート、そして洗濯槽に蓄積された生乾菌・脂臭菌が洗濯することで衣類に付着する移り菌です。
P&Gが新たに研究を行ったところ、生乾き臭の原因となる生乾菌・脂臭菌の74%が洗濯漕からの移り菌であるということが判明しました。
「脂臭菌は、主に衣類の使用・着用によって増殖しやすく、生乾菌はジメジメとした環境で増殖するという特徴があります。よって、冬の低温環境や花粉対策のための部屋干しは、どうしても洗濯物を干す時間が長くなり、衣類が湿気を帯びる時間が長くなります。こうした環境は、湿気が好きな生乾菌の温床になってしまうのです」(井内さん)
つまり、"湿気"が大きな原因ということ。今すぐできる脱・生乾臭対策として、
「洗濯物1枚1枚の間を十分に空ける」
「脇の部分など布が重なる部分をできるだけなくして広げるようにする」
といった、干す時の工夫も重要なようです。
生乾き臭を抑えるには、脂臭菌と生乾菌の両方に働きかけることが重要。今年リニューアルした衣料用液体洗剤「アリエール サイエンスプラスイオンパワージェル」は、脂臭菌はもちろん、生乾菌もしっかり抗菌します。そのパワーは、従来の抗菌洗剤と比較して50倍。また今回、消臭カプセルを改良し、衣類を使用・着用しながらでも消臭ができるようになっています。 さらに洗濯槽のカビの増殖もしっかり防いでくれます。
洗剤選びと干し方で、生乾臭を撃退しましょう!
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。