2016/1/12

1年の計は元旦にあり?いやいや、目標立てず気ままな浮草暮しもいいよ

年の初めに目標を立てる人、目標すら持たずに気が付けば年が明けて1週間になっていたという人。私は、ここ数年目標なんて立てたって、ムダムダ~。人生なるしかならないさ~の風任せ人生を送っておりました。ですが気が付けば、36歳と3か月。妹には結婚も出産も先を越されてしまい、一人黙々とストレス解消のために野菜を切り刻み冷凍ストックばかりが増えていく今日この頃。

人生思った通りにならないことは「百も承知、二百も合点」

こんな36歳になるなんて、まったく予定しておりませんでした。多くの大人は、現在の年齢にまさかこんなコトをしているとは・・・と自分でも呆れるような年齢の重ね方をしているでしょう。40歳になってフラフラの朝帰り。平日の朝、仕事に出かける人と真逆の方向で自宅に帰る、すっぴんのこっぱずかしさ。女友達ばかりで集まって、「もはや自然の出会いってなんだ!?」という答えのない大議論をパンパカボンボンとスパークリングワインを空けながら舌戦を繰り広げちゃう38歳。49歳なのに法律スレスレの遊びを喫煙室で自慢げに大学生のようにペラペラ喋っちゃう。45歳なのに、アパートの大家さんにあったら、「オレ、これからバイトの面接なんすよ。」って言う。ちょろっと周りを見ただけでも、こんな大人が私の周りには五万といる。

そして誰もが、今の実年齢のころには立派な大人になっていると思っていたと口をそろえて言う。願ったのは、そろそろ小学校に上がるぐらいの長男と、この頃は口が達者になってきた長女にてんてこ舞いになっている36歳と3か月。たとえ飲んでも一夜のアバンチュールがあっても明け方にはタクシーでサクっと帰宅、朝にはサラっと仕事に出かけていく。仕事の悩みや世界情勢について静かに語り、スマートにシャンパンを飲み干す。法律スレスレの遊びをしていても、人前では決して話さない。安アパートの1室ぐらい保有して賃貸経営をしている。こんな中年を送る予定だったはず。でも、目標を立てていても、理想には程遠い生活を送るだけで努力が足りない私は、結局目標すら立てるのをやめてしまった。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]好きなだけ二日酔いできて突然海外旅行に行ける身の上の満足感
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