ドイツ王室御用達の「クロイツカムのチョコバームクーヘン」を知っていますか? 日本では手に入らなかったこのレアバウムクーヘンが、やっと注文可能になったと、夏ごろから話題になっています。
年輪のように25層にも重ねられた生地をチョコレートでコーティングしていて、生ハムのように薄く横に削いでスライスすると、高密度な生地のやわらかく繊細な口当たりが口いっぱいに広がるそうです。チョコレートバイヤーのみりさんに聞くと、"非言語ゾーン"のおいしさだとか。
もうこれは食べて皆さんに伝えたい...!と、取り寄せ注文を受け付けている通販ショップ「フェリシモ」から無理を言って入手。一足早く食べてみました。
スパイスが効いていて甘いだけじゃないオトナの味
到着した箱を開けてびっくり。意外に小ぶりです。ただ重さは手にずっしりくる感じで"中身詰まってるな~"というのが第一印象でした。さすが25層の生地です。
さっそく説明通り、ナイフで薄く削いでいきます。こういう切り方はやったことがないのでど緊張の中で"削ぎ削ぎ"しましたが、なんとかクリア。"生ハムのように薄く..."とはいきませんでしたが、そこはご愛嬌です。ナイフを横向きにしてすべらすように動かすと結構うまくいきますよ。
ひと口食べてみると、日本のそれとはまったく違った味わいに驚きます。生地はスパイスが効いていてただ甘いだけじゃない大人の味。これは日本ではなかなか経験できません。しっかりめの生地なので、特徴ある味でも負けていないのがいいですね。
たしかに削いで食べるとほろっと崩れて口の中で徐々にしっとりしていくのが分かります。コーティングしてあるチョコレートはパリパリで生地とのバランスもよく、コーヒーとの相性もばっちりでした。
GWにちょうどドイツ旅行をした編集部スタッフは「現地で食べたのと同じ!」と、遠い目...。ドイツでは、バウムクーヘンは限られた職人にしか作ることができないお菓子のため、おいしいバウムクーヘンは"ケーキの王様"なのだそうです。
本場ドイツの味そのまま、という希少なバウムクーヘン、取り寄せ注文は、フェリシモで2015年8月19日から10月15日まで。日本ではいま、ここでしか注文できないというのでお見逃しなく!
価格は1個3400円。お届け時期は2015年11月中旬から下旬。詳細は公式サイトから。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。