資生堂は、アメリカ・ボストンにあるマサチューセッツ総合病院/ハーバード医科大学付属皮膚科学研究所(CBRC)と2015年7月1日に新たな提携拡大に関する契約を締結しました。
革新的な疾患治療法や肌の健康維持・増進
契約期間は2020年までの6年間。これまで取り組んできた皮膚科学の共同研究を拡大するとともに、健康な肌を保つための啓発活動も行っていきます。今後はシンポジウムやオンラインセミナー、研究者教育プログラムなどを開催する予定。
資生堂 執行役員常務 研究開発本部長の島谷庸一氏は、「CBRCとの共同研究を資生堂のさらなるイノベーションに役立てたい」と発言。CBRCのデイビッド・フィッシャー所長は、「我々の共同研究によって皮膚科学への理解が深まり、革新的な疾患治療法や肌の健康維持・増進に寄与する商品の開発につながるだろう」とコメントしました。
資生堂とCBRCは1989年以来、神経と皮膚免疫細胞の相互作用の発見や毛髪退行期の分子メカニズム解明、光老化と皮膚リンパ管機能の関係解明など、皮膚や毛髪科学の研究成果を上げています。
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