男性放送作家はモテる。しかし、女性放送作家でモテまくっている人ってあまり聞いた事がない。なかには、モデル上がりやホステス上がりの人で、男どもの心をあやつることに長けている人もいるけれど、ごくわずかだ。もともとがテレビッ子、ラジオッ子という女子作家は、メジャーな話題に付いていくのがつらく、華々しい中高生時代を送っているワケでもないので、30代になってもアタタな女が多かったりする。
女子度低く、忙殺されて、見た目もイマイチ
男性放送作家と女性放送作家を比べてみたいと思う。ひとまず、男性放送作家は言葉がウマい。女性に惹かれる言葉の手練手管でせめてくる。女性放送作家も同じように言葉を扱う人種なわけで、そこは同じだとは思うが、女性がなびくのはブサイクでも面白くてそこそこ金もっている男だ。
では、男性はどうか。ブサイクでも面白くてそこそこ金もっている女にどのぐらいの男が食いついてくるでしょうか。女子度低く、忙殺されて、見た目もイマイチ、だけど話は面白くて金払いもいい。イコールこれって女友達であって、その域を出ることはなかなか難しいとなっちゃう。
数年前、先輩の女性作家が37歳ぐらいでお見合いサイトに登録して、喫煙者であることも隠し、ガチで子供欲しい路線で挑んだところ見事成功したことがあった。当時はそりゃ大変だったらしい。とにかく毎週毎週お見合いデート。ステイ含めて、あらゆる男性との出会いの機会を作りまくったという。これまで仕事に明け暮れ、もう自分には出会いなんてないだろうと思っていたのに、アクションを起こせばこれほどいろいろな男性と出会うことができるとは驚きだったと大きなお腹をさすりながら彼女は話していた。
その後、そのサイトで知り合い、お互いが一目惚れという状況になり、結婚を前提としたお付き合いが始まり即結婚。あれよあれよという間にお母さんになったわけである。
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