2014/11/29

専門家の美レシピ♯16 ビタミンDで免疫力アップ インフルエンザや風邪に負けない体のつくり方

女性の3人に2人がビタミンD不足

最近では、紫外線対策やライフスタイルの関係から、1日中紫外線を浴びることがほとんどない女性も多く、女性の約半数、冬季では3人に2人がビタミンD不足とも言われています。

過度な日焼けは、美容にも健康にも良くありませんが、紫外線は悪者ではなく、上手く付き合うことで、私達の強い味方にもなってくれます。適度な紫外線は健康維持のために必要です。

1日に必要なビタミンD摂取量(5.5μg)の日光浴の時間は約20分程度です。連続して浴びなくてもOK、そして1日に消費される以上に得たビタミンDは体内で貯蔵されるので、気分転換も兼ねて時には外にランチに行ったり、休日にのんびりお散歩やテラス席でランチするなどして、うまく日光浴をしてくださいね。

また、最近の研究では、1日に25~30μg のビタミンDを摂ることで、インフルエンザの発症が約半数に抑えられたという研究結果もありますので、食事から積極的に摂取することも大切です。ビタミンDは、魚類とキノコ類に多く含まれます。

【ビタミンDを多く含む食品】100g当たり

アンコウの肝:110μg
シラス干:61μg
イワシ丸干:50μg
ニシン:50μg
イクラ44μg
紅鮭:33μg
サンマ19μg
きくらげ(乾燥):440μg
干ししいたけ:17μg

★Point★

キノコ類は、特に生のキノコより紫外線を浴びた干したキノコ類の方がビタミンDを9倍も多く含むので、生のキノコをちょっとひと手間、干してから使うのがオススメです。

この冬は、ビタミンDパワーで、インフルエンザや風邪に負けず、元気に冬を楽しみましょう。


前田ひずるPROFILE
美容と健康のスペシャリスト。食品会社で研究、化粧品会社で商品企画として勤務。真の美しさ、健康を追求するため、解剖生理学、アロマセラピー、リンパドレナージュ、リフレクソロジー、栄養学などを学び、I・A・I(International Association of Integracy)認定『インテグレーター』ライセンス取得。悩みの根本原因に多角的にアプローチし、一時的な対処療法ではなく、根本改善を促し、真の健康と美しさをサポートしている。公式ブログ(http://ameblo.jp/hizuru-i/

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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