銀座で見つけた「使えて美しい文房具」ショップリスト さりげないオシャレで大人の魅力UP
普段使いの文房具、季節の挨拶に使うはがきやお祝いのカードも、ほんの少し上質なものを持っているだけで、さりげないオシャレが演出できるもの。銀座には機能美に溢れながらもスタイリッシュな逸品を揃えるお店がいくつもあります。今回はそんな銀座発の文房具を紹介します。
1:伝統的な和アイテムで注目度UP/銀座平つか(銀座8-7-6銀座平つかビル1F)
大正3年創業の「平つか」は江戸指物や和家具をはじめ、手すき和紙や木版刷りの紙製品を多く揃える名店。祝儀袋やぽち袋、便箋や封筒など、伝統的な技法で作られるオリジナル製品は、シンプルでありながら粋なものばかりです。かたばみが描かれたぽち袋や、小さな花束が描かれた一筆箋など、さりげない絵柄が上品で、女性らしさを演出してくれます。ちょっとしたお礼に木版製ぽち袋を使ったり、手すき和紙の便箋や封筒を使って自筆の手紙を書いてみたり...。メールを使う頻度の多い現代だからこそ、そのひと手間が大人女子に近づく一歩になるかもしれません。
2:海外へのお土産にもおすすめ和文具専門店/鳩居堂(銀座5-7-4)
1663年に京都で薬種商として創業し、明治時代に東京に進出した書画用品や香の専門店です。文房四宝と呼ばれる「筆・墨・硯・紙」を揃え、長年幅広い世代に支持されてきました。
特筆すべきは、「日本らしさ」を感じる商品が多く揃うこと。特に、外国からの観光客には、日本の武将が描かれたコースターや、六角小物入れ、筆箱など、和紙を使った小物の人気で、扇子や巾着型のにおい袋など軽くて丈夫なのものは、お土産にもぴったりです。 また、富士山や鶴、桜や歌舞伎といった日本を象徴する絵柄をモチーフとしたカードは海外に住む友人に喜ばれるアイテム。日本の四季を彩ったバースデーカードやクリスマスカードで"日本の美しさ"をアピールするのも一興です。
和紙に上品な漉き込み模様をあしらった一枚漉きはがきや、便箋では大げさかなという時でも手軽に使える小型便箋は、目上の方への一筆に重宝する逸品です。
3:文房具の一大テーマパーク/伊東屋(銀座2-7-15・2015年夏までは仮店舗・銀座3-7-1で営業中)
1904年創業の110年の歴史をもつ大型文房具店。"レッドクリップ"が印象的な建物は、銀座のランドマークとしても親しまれています。筆記具やノートはもちろんのこと、海外直輸入のカード、印刷まで対応するペーパーなど、店内はまるで文房具のテーマパークのよう。2012年にオープンした別館「K.ITOYA」は"大人の隠れ家"をコンセプトに、万年筆を中心とした高級筆記具をはじめ、画材や額装、地球儀などを揃えています。
ロングセラー商品の多くは伊東屋オリジナルブランドで、1985年発売の鉛筆「イートンペンシル」や1990年発売の「ボールペン」「シャープペン」は30年近くも老若男女に愛用されてきました。
また、アヒルやゾウ、自転車、クローバーなど24種のバリエーションを揃えるゼムクリップ「ディークリップス」やオレンジの形をしたブロックメモ用紙など、オフィスでも使える遊び心のあるアイテムもたくさん揃っています。
現在、中央通りの本店は改装工事中。2015年夏の新装オープンまで、マロニエ通りの仮店舗で営業中です。
毎日使う文房具もこうした専門店でこだわりを持って購入してみると、気持ちが豊かになるものです。周りとちょっと差がつくアイテムを揃えて、さりげないオシャレ女子を目指してみてはいかが。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。