第27回東京国際映画祭事務局は2014年7月24日、オープニング作品はディズニー製作のアニメーション「ベイマックス」、クロージング作品は山崎貴監督の「寄生獣」に決定したと発表した。いずれもワールド・プレミア(世界初上映)。
「ベイマックス」は今年「アナと雪の女王」が大ヒットしたディズニー・アニメーション・スタジオ最新作。「寄生獣」は累計1100万部突破の同名人気漫画(岩明均著)を実写化した作品だ。
「ベイマックス」のドン・ホール、クリス・ウィリアムズ監督は「映画の舞台は米サンフランシスコと東京をミックスした架空の未来都市『サンフランソウキョウ』。東京で実際に行ったリサーチが、映画の細部にまで生かされている。私たちに深いインスピレーションを与えてくれた東京で、この映画が上映されることをとても楽しみにしている」とコメントを寄せた。
また、「寄生獣」の山崎貴監督は「『種としての人間』がいかに生きるべきか、考える入り口になり得る作品。たくさんの問題を抱えた現代に、このような大きな映画祭のクロージング作品に選んでもらえた意義は大きいと思う」とコメントした。
第27回東京国際映画祭は10月23日(木)~31日(金)。今回はメーン会場の六本木ヒルズに加え、TOHO シネマズ日本橋、歌舞伎座でも開催される。
記事提供:映画の森
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