最近増えてきているのが、浴衣のレンタルから着付け、ヘアセットやメイクまで全部仕上げてくれるお店。浴衣や帯だけでなく下駄や巾着まで揃うので、手ぶらで行ける気軽さが受けています。
しかも最近では、ネットで好きな柄が事前予約できるお店まで登場。返却も宅急便でOKと、いまどきのニーズを反映したサービスを提供しています。
初めての人用セットで気軽に始める
HPから好みの浴衣をセレクトして予約ができるという画期的なシステムを導入しているのが「着物レンタルあき」(中央区銀座8丁目)です。
予約は宅配レンタルか来店着付けのいずれかを選び、返却も宅配便でできるという最近のニーズに沿ったサービスを展開。KANSAIやtsumori chisato、SEIKO MATSUDAといった人気ブランドも事前予約で確実にゲットできるというのも大きな魅力です。
サービスは今年で3年目。利用者は年々増え続け、6月頃から「今年もやりますか?」という問い合わせもあるほど。店長の小野さんは、「浴衣だけでなく、希望通りのヘアスタイルに仕上がるのも喜ばれる理由のようですね」と、この人気を分析しています。加えてネット予約では「初めて浴衣を着る人」のことを考え、プロ目線で選んだ帯と下駄、巾着もセットでレンタルできることや、メンズ用浴衣を数多く揃えることで、カップルや夫婦で楽しむ人も増えてきたと話します。
銀座店では、花火大会だけでなく食事会や観劇などに利用する人も多く、大人っぽいシックな色合いや、古典的な柄を選ぶ人が多いそう。「浴衣をきっかけに、半襟や帯締め、足袋をプラスしたカジュアル着物、さらには本格的な着物へとレベルアップした着こなしを楽しんでいただきたい」と、小野さんは今後の"着物ブーム"への期待を膨らませます。
価格は、浴衣レンタル+ヘアセットが7000円から(銀座店限定価格※浴衣の柄によって異なる)。着付けのみは2160円。浴衣レンタルには浴衣・帯・下駄・巾着が含まれます。今年は銀座店限定の特別価格(予約制/7月15~8月31日)や、ペア割引(各人10%OFF 全店実施)も実施中です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。