2014/5/30

【ブーム調査隊】チョコ=冬はもう古い? 各社「ひんやり系定番チョコ菓子」を続々投入 2014夏のトレンドへ一直線

今夏、お菓子メーカー各社は、カントリーマアムやポッキーなどロングセラーの定番お菓子を冷やしたり、凍らせたりして食べる新バージョンをそろって発売しています。冬のイメージが強いチョコレート菓子ですが、夏場に合わせた新しい食べ方を提案しており、新たなムーブメントになりそうです。

予想以上の売り上げ「凍らせておいしいカントリーマアム」

2014年5月、他社に先駆けて登場したのが不二家の「凍らせておいしいカントリーマアム」です。通常のカントリーマアムと比べて、生地の中に入っているミニチョコチップがさらに小さくなって、たくさん入っています。これが凍らせた際にカリッとした独特の歯触りを生み、今までと違う食感が楽しめると人気を呼んでいます。

実はカントリーマアムを温めたり、冷やしたりするなど、さまざまな食べ方がファンの間では浸透していました。昨年夏ごろに同社がおすすめの食べ方を募集したところ、冷凍庫で凍らせて食べるスタイルがファンから数多く寄せられました。同社の広報担当は「お客さまに気づかされた」とし、これが商品化のヒントになったと言います。

中までしっかり固まるには3時間以上冷凍するのがおすすめだそうですが、好みに合わせて時間を調整できるのもポイント。販売開始から半月ほどですが、当初の予想を上回る売れ行きです。「冬のイメージが強いチョコレート菓子は、夏場に売上げが落ちてしまう傾向があります。クールデザートとしての楽しみ方を紹介したい」と担当者は話します。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]メントール配合のポッキー 一口食べると...
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